天理スポーツ・オリンピック研究室

2012年3月31日をもちまして、天理スポーツ・オリンピック研究室は閉室となりました。尚、この研究室の活動に関しては、今後は体育学部キャンパスの天理スポーツ・オリンピック共同研究室に引き継がれます。

第7回 天理スポーツ・ギャラリー展

来る2008年3月20日(木)から30日(日)、午前9時30分から午後5時まで(但し26日・27日は本部祭典終了後から午後5時まで)、第7回天理スポーツギャラリー展「球技 球に魅せられ玉を求めて」(アメリカンフットボール・硬式テニス・サッカー・ソフトテニス・卓球・バスケットボール・バレーボール・ハンドボール他)を「ギャラリーおやさと」(旧「道友社ギャラリー」)に於いて開催いたしました。多くの方がご来場くださり、ありがとうございました。

第6回 天理スポーツ・ギャラリー展

「武道 輝かしい伝統・希望の未来:剣道・空手道・合気道・弓道・馬術・アーチェリー・レスリング」を開催
2007年2月15日(木)から2月26日(月)まで、天理本通りにある「道友社ギャラリー」を会場として、標記ギャラリー展を開催しました。最終25日・26日には天理大学の合気道部と弓道部による実演もしていただきました。展示期間中、延べ2,000名を超える方々がギャラリー展にお越しくださいました。

第5回 天理スポーツ・ギャラリー展

「天理水泳」栄光の波動・未来へのウェーブ』報告
1月5日~14日までの10日間、道友社ギャラリーにて第5回天理スポーツ・ギャラリー展が開催された(企画:おやさと研究所、主催:天理大学、共催:天理中学校・天理高等学校、後援:道友社・布教部・海外部、協賛:奈良県水泳連盟)。企画趣旨は、過去の第1回「天理柔道」、第2回「天理ラグビー」、第3回「天理野球」、第4回「天理ホッケー」と同じくし、「伝統ある天理スポーツの歴史的成果を振り返り、スポーツの宗教的原点に立ち返りつつ、スポーツそのものの本質を再考する」というもの。第5回を迎えた本企画は、昭和13(1938)年、 天理高等女学校にプールが設置されて以来およそ70年の歴史と伝統を誇る「天理水泳」が取り上げられ、その足跡の一部が紹介された。

初日、道友社ギャラリー玄関前にて行われたオープニング・セレモニーでは、参集した学校法人天理大学管内の教職員や本企画の実行委員を前にし、橋本武人天理大学長、井上昭夫同おやさと研究所長、ロサンゼルス五輪飛込日本代表コーチの二木廣幸天理中学校教頭がそれぞれ挨拶。そしてその後、オープン。「天理水泳」の草創期から現在に至る歴史がゆかりある逸品や写真パネル、ビデオ映像により一般公開された。最終日までに約3,000人の入場者がその歴史的歩みにふれた。なお、初日には東京スイミングセンターから北島康介選手(アテネ五輪競泳金メダリスト)、中村礼子選手(同五輪銅メダリスト)及び平井伯昌コーチが、12日には中山善司天理教真柱が道友社ギャラリーに来場された。

また、8日午後には、『公開シンポジウム2006「天理水泳進化論-精神の涵養と育成-」が天理大学9号棟ふるさと会館を会場に催された。シンポジウムでは、約120名の聴衆を前にし、橋本武人学長が開会の挨拶。本シンポジウム開催の趣旨を述べた。続く、「基調講演」では、土佐忠雄氏(天理教教会本部員、奈良県水泳連盟副会長、東京五輪飛込日本代表)が戦後の日本水泳の再建に尽力された中山正善天理教二代真柱と天理水泳の歩みについて、講演を行った。

引き続き、「個別発表」では、西(旧姓坂口)文子氏(ヘルシンキ五輪競泳日本代表、奈良県水泳連盟副会長)、南秀明氏(奈良県水泳連盟副会長、畝傍中学校長)、目連淳司氏(武庫川女子大学教授・兵庫体育・スポーツ科学学会理事)、西口(旧姓青木)まゆみ氏(ミュンヘン五輪競泳100mバタフライ金メダリスト、西宮東高等学校教諭)、金戸(旧姓元淵)幸氏(ソウル五輪、バルセロナ五輪、アトランタ五輪飛込日本代表)、田中順子氏(アトランタ五輪シンクロナイズド・スイミング銅メダリスト、常葉学園橘中・高等学校教諭)の以上、天理水泳OBGを代表する6名が自らの体験を回顧しつつ、現在の「天理水泳」に対し提言を行った。

最後に、井上昭夫所長が総括。各発表者による諸見解に対して感想を述べ、重要関係資料の散逸をふせぐ天理スポーツ資料室ないし殿堂創設の緊急性について繰り返し言及しつつ、閉会となった。(辰巳智則記、『グローカル天理』第7巻第2号より転載)

関連ページ

研究会

研究室

ページ先頭へ