2026年6月13日(土)、天理大学人文学部社会福祉学科で精神保健福祉士を目指して学ぶ3年次生が、三重県伊賀市にある精神科病院である上野病院を訪問し、施設見学を行いました。
精神科病院の具体的なイメージを持つために
精神保健福祉士課程の学生は、これまで授業を通して精神疾患に関する知識や精神保健福祉制度、精神医療の歴史的変遷などについて学んできました。しかし、精神科病院で実際にどのような支援が行われているのかについて具体的なイメージを持てない学生も少なくありません。今回の見学は、実際の現場を訪れることで学びを深め、精神保健福祉士として働く姿をより具体的にイメージすることを目的として実施しました。
当日は、精神科病院の役割や地域精神保健福祉の現状、精神保健福祉士の業務内容についてご説明いただきました。その後、病棟担当とデイケア担当に分かれて支援内容について学び、院内の見学もさせていただきました。
先輩ソーシャルワーカーとグループワーク
また、上野病院には天理大学で精神保健福祉士の資格を取得した卒業生がソーシャルワーカーとして勤務しており、当日は病院案内やグループワークの進行にも参加してくださいました。見学後には学生が2つのグループに分かれ、現役の精神保健福祉士の司会のもとでグループワークを実施し、日頃の学習の中で感じていた疑問や関心について質問しました。本学の卒業生が現場で活躍する姿に触れたことで、学生たちは精神保健福祉士という仕事をより身近に感じながら学ぶことができました。


参加した学生の声
参加した学生は、来年度に約1か月間の精神保健福祉士現場実習を予定しています。今回の見学を通して、精神科病院における支援の実際や専門職としての役割について理解を深めるとともに、実習に向けた具体的なイメージを持つ貴重な機会となりました。
「精神科病院に初めて訪問させてもらい、イメージしていたよりも明るく開放的だと感じました。デイケアに通われている方々も楽しそうにプログラムへ参加されており、見学している私たちにも『一緒にプログラムやる?』と声をかけてくださいました。実際に現場を訪れることで、多くのことを学ぶことができました」
「グループワークを企画していただき、現場で働く精神保健福祉士の方々とも交流することができました。病院内の雰囲気だけでなく、働いている職員の皆さんの雰囲気も良く、とても働きやすそうな職場だと感じました」
今回の見学にあたり、ご多忙の中ご協力いただいた上野病院の皆さまに心より感謝申し上げます。
