まほろば募金
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ご協力のお願い
天理大学は2025年、創立100周年を迎えます。
天理大学の使命は、建学の精神にある「『陽気ぐらし』世界建設に寄与する人材の養成」です。
これを現代社会において言い換えるなら、インターネットなどに代表されるあふれかえる情報と、絶え間ない環境変化の中で、他者に貢献する心をゆるがせにすることなく、自分が何をすべきかを主体的に判断し、能動的に行動できる人材を育成することであります。
天理大学は、建学の精神に基づいて「宗教性」「国際性」「貢献性」の三つを柱としています。近年、欧米などでは文明の衝突とも言える事象が相次ぎ、無辜の人々を恐怖に陥れています。一方我が国では自然災害がもたらす惨禍が後を絶ちません。
猛烈な勢いで発達するテクノロジーは、かつて神の領域とされていた生命の操作さえ、人為的に行うことを可能にしつつあります。
今ほど、この三つの柱が求められている時代はありません。すなわち、思想や宗教などの精神文化への知識と理解を持ち、崇高な倫理観を保ち、異文化、異文明に対する寛容性を備えて、それらと積極的に交わり、さらには人を思い、人に寄り添うことができる利他的な志を持った人間が必要とされているのであります。
天理大学は、2025年の創立100周年に向けて、建学の精神を基盤に、新たな時代の要請に的確に応えうる大学も目指し、そしてこの三つの柱を身につけて、自分を超えて、未来を拓く人材を養成していきます。以て、人類の発展に寄与したいと願います。
上記の目的を遂行するために、このたび「天理大学まほろば募金」を設立しました。この募金を、天理大学の教育研究活動を始め、課外活動の一層の充実、加えてキャンパス環境の整備などに充当させる所存です。
この趣旨をご理解頂き、何とぞ、ご協力、お力添えを賜りたく存じます。
募金の種類
「天理大学ビジョン2025」推進資金
2017年4月の創立記念日に「天理大学ビジョン2025」を発表しました。これは、2025年に迎える本学創立100周年に向けて、5つの分野で本学が目指す方向性を示し、それぞれの行動目標を示したものです。
このビジョンは、大学の外に向けてのコミットメントであると同時に、大学内の教職員がその方向性を共有できるようにという思いで発表しました。この方向性に沿って、具体的計画を示して、実行して行くべく各種プログラムが始動しようとしています。
- 1. 教育について
高大連携・接続の強化をはかることで、教育効果を向上させる、など。
- 2. 学生支援について
学生の就業力向上に資する教育および就業の支援体制を強化させる、など。
- 3. 研究支援について
海外協定校との学術交流の促進、研究活動の国際連携の強化、など。
- 4. 社会連携について
地域団体、地方自治体、地域社会、産業界との連携強化と社会貢献活動の推進、など。
- 5. 管理運営体制について
安心安全な教育研究環境を提供するために、施設設備の計画的整備・改善の促進、など。
奨学金事業推進
- 就学支援奨学金
経済的支援の必要な学生や災害による被災や事故等により緊急支援を求める学生への対応に、皆様方からの御厚志による財源の確保を進めています。意欲と能力ある若者の未来のため、ご協力を宜しくお願いいたします。
- 天理大学日本語学習者奨学金
天理大学で日本語を学ぶ正規留学生と夏期日本語講座(2週間)参加学生の学習支援。限られた留学期間に存分に学べるよう、私費留学生を中心に支援の拡大を図ります。
グローバル化推進
「外交官養成プロジェクト」活動支援資金
「天理大学ビジョン2025」に基づき、副学長のもとに外務省専門職試験を突破し、建学の精神を世界で体現できる人材を育成することを目的として「外交官養成セミナー」が始動しています。
セミナー受講生たちが専門職試験に臨むための勉学や研修等を支援するための資金のご協力をお願いいたします。
天理大学国際参加プロジェクトサポート資金
言葉も風俗習慣も異なる人々との共同作業を、他者への貢献を国際的な場で実践する本学独自の学生派遣プロジェクトです。2001年のインド西部地区の大地震被災地への災害救援活動を皮切りに、フィリピン、中国、インドネシア、カンボジア、そしてネパールを活動の舞台に、今日まで18回実施されてきました。今後もさらに対象範囲を広げ、地域住民らも巻き込む支援とするため、皆様方のお力添えをお願いいたします。
施設設備整備推進
本学キャンパスのシンボル的建築物である一号棟や創設者記念館の有効活用のための補修や整備、食堂や国際寮の新築など、創立100周年に向かって、建学の精神発揚の学び場に相応しいキャンパス整備を計画しています。
課外活動推進
本学はクラブ活動やサークル活動が盛んであり、スポーツ系のみならず、文化系クラブや学生信仰団体などの活動も活発です。個人の利害を超えて仲間同士が切磋琢磨し、自分の資質を磨くことは、何ものにも替え難い将来の大きな財産になるはずです。
寄付金は課外活動の充実資金として、有効に使用させていただきます。
お申し込み方法
金融機関、郵便局など、各種方法からお申し込みいただけます。各お申し込み方法の詳細については、以下をご覧ください。
税制上の優遇
公益法人の活動を支えていくためには、寄附による支援が必要です。 このため、個人又は法人から公益法人に対する寄附についての税制上の優遇措置が設けられています。詳細については、以下をご覧ください。
顕彰制度
ご寄附への謝意(顕彰・特典等)
天理大学基金に一定額以上のご寄附をいただいた寄付者(個人)に対して、以下の称号を授与(校友記を贈呈)いたします。
名誉校友 1,000万円以上 【ゴールド】
特別校友 100万円以上 【シルバー】
貢献校友 10万円以上 【ブロンズ】
また、創立記念日式典等、天理大学が主催する行事・催し等にご優待いたします。
天理大学基金に高額寄付(10万円以上)いただいた寄付者(個人・法人)に対して感謝状及び記念品を贈呈するとともに、銘板を作成し、杣之内キャンパス研究棟1階玄関ホールに設置いたします。
顕彰制度一覧
No. | 顕彰内容 | 10万円 未満 | 10万円 以上 | 100万円 以上 | 1000万円 以上 |
1 | 感謝状・記念品(特製一筆箋) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
2 | 大学特製ペン | 〇 | 〇 | 〇 | |
3 | 大学特製グッズ | 〇 | 〇 | 〇 | |
4 | 称号贈呈(称号記) | 〇 貢献校友 | 〇 特別校友 | 〇 名誉校友 |
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5 | 徽章(ピンバッジ) | 〇 銅 | 〇 銀 | 〇 金 |
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6 | 銘板による顕彰 | 〇 | 〇 | 〇 | |
7 | 記念式典・行事等への招待 | 〇 | 〇 | ||
8 | 特別授業(1回) | 〇 |
記念品の贈呈
天理大学のシンボルマークの入った徽章(ピンバッジ/ゴールド、シルバー、ブロンズ)及び天理大学オリジナル記念品を贈呈いたします。
*個人・法人: 10万円以上・・・漆塗ボールペン等。
*個人・法人:100万円以上・・・天理や奈良にちなんだ工芸品・焼物等。
お礼
天理大学の人材育成のうえにご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
賜りましたご厚志は、本学の教育・研究活動ならびに学生支援のために有効に活用させていただきます。
建学の精神に基づき、次代を担う優れた人材を育成するため、教職員一同、一層努力を重ねる所存です。
引き続き、皆様方のあたたかいご支援を心からお願い申し上げます。