ニューヨーク大学のデボラ・ダマスト准教授による特別授業「米国におけるクリエイティブ・ダンス」が、12月5日の3時間目に、体育学部63Bにて開催され、本学体育学部塚本順子教授のゼミ生と体育学研究科の院生が受講しました。
特別授業の冒頭、デボラ・ダマスト准教授が、ニューヨーク州でのダンス教育の取り組みを紹介しました。
また、CASEL(Collaborative for Academic, Social, and Emotional Learning:学問的・社会的・情緒 的学習のための協働)の枠組みを⽤いて、⾃⼰認識、⾃⼰管理、社会的認識、⼈間関係スキル、責任ある意思決定などの能⼒を、創造的なダンス指導にどのように組み込むことができるかを学生たちに講義しました。
その後、参加学生たちはいくつかのグループに分かれて主に上半身の動きによるダンスを作成し、お互いに作品を発表しました。
デボラ・ダマスト准教授による特別授業に参加した学生たちは、終始、笑顔と会話を楽しみながら、それぞれの個性的な表現を見つけられる貴重な機会を得ることができました。
デボラ・ダマスト准教授のご紹介
ニューヨーク⼤学スタインハート校のプログラム・ディレクター兼ダンス教育課程専攻准教授。NYSDEA(New York State Dance Education Association:ニューヨーク州ダンス教育協会)の前会⻑ であり、アメリカ国内はもとより、ウガンダ、韓国、⽇本、中国、イタリアなど国際的な会議や公演で発表している。Center for Ballet and the Arts の 2024-2025 年度フェローとして、ダンスを通して体現されるリーダーシップに焦点をあてている。