令和6年、社会福祉学科の秋学期から「人体の構造と機能及び疾病」を担当します昇 寛です。
本科目は、社会福祉士国家試験においては「医学概論」という科目になります。内容は、人の解剖学、生理学、病理学の各分野に言及します。人の乳幼児期から高齢期までのすべての時期の健康と病気(疾病)について学修します。
また、医学的な側面だけでなく社会福祉的な側面からの観点にも重点がおかれます。社会福祉的な側面では、ADL(日常生活動作)とQOL(生活の質)にも視点が向けられて人を中心に検討を進めます。
特筆すべきは、疾病と障害についての学修領域が広くて深い点です。広範な疾病を学んで、その特徴や予防、治療に至るところまで学修分野は広がります。国家試験に関連する科目学修ですのでやむをえません。
困難な学修が待ち受けていますが、一つひとつ一歩づつ取り組んで学修していきましょう。

