天理大学硬式野球部は、11月4日に行われた「第22回大阪市長杯争奪 関西地区大学野球選手権大会」の第1代表決勝戦において、大阪商業大学硬式野球部に勝利を収め、昨年に続く大会2連覇、通算3度目となる優勝を果たしました。
決勝戦の相手となった大阪商業大学は、所属する関西六大学野球連盟の秋季リーグ戦において6季連続完全優勝を果たす強豪チーム。また、今秋ドラフトで埼玉西武ライオンズより2位指名を受けた渡部聖弥選手がこの日も4番三塁手で出場しました。
決勝戦では、2回に1点、5回に1点と先制されますが、0対2でむかえた7回、1死二塁の場面で代打出場の井上恵翔(地域文化学科3年・近江兄弟社)選手が左前適時打を放ち、1点を返しました。その後も、2死一塁から井脇将誠(地域文化学科4年・尽誠学園)選手が左中間への適時二塁打でこの回3得点を挙げ一気に逆転しました。
守っては、先発長野健大(地域文化学科4年・松商学園)選手、長尾渉佑(地域文化学科3年・岡山商科大学附属)選手が2失点リレーでつなぎ、8回からは藤田和也(体育学科2年・大阪桐蔭)選手が1点差を死守し、天理大学が3対2で大阪商業大学を下して大会2連覇、3度目の優勝に輝きました。
この優勝によって、天理大学硬式野球部は、11月20日から開幕する「第55回 明治神宮野球大会」において、2回戦から出場することが決まりました。天理大学の初戦は、11月21日(木)午後4時00分から。札幌大学と(北海道・札幌北海道二連盟代表)と対戦します。(明治神宮球場)