7月に本学で開催された夏期日本語講座には、今年も世界中から多くの学生が参加しました。スペイン語コースではこの機会を利用して、スペイン語圏からの受講生を招いて交流会を実施し、活発な交流が行われました。
交流会では、ドッヂボールとフリスビーを組み合わせた「ドッヂビー」というアクティビティで親睦を深めたあと、お菓子やジュースを囲んでのフリートークを楽しみました。
本学の学生が用意した日本のチップスやチョコ、クッキーのほか、メキシコやスペインからの受講生が持参した各国のカラフルなお菓子もテーブルに所狭しと並びました。それぞれを味わった参加者からは、味や食感の違いに驚きの声が上がっていました。
その後、学生からのリクエストによってラテンポップの曲が流れ出すと、参加者全員でのダンスタイムとなり会場の雰囲気は最高潮に。笑顔と歓声があふれる、熱気に包まれた交流会となりました。
また、約2週間にわたる講座のあいだ、本学スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻の学生が積極的に宿舎や授業において受講生らのカウンセラー役を務め、講座の運営をサポートしてくれました。
学生カウンセラーのコメント
川﨑桃奈さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻3年)
2週間という短い期間でしたが、受講生との交流を通して語学力が伸びたと実感しました。また、国籍を問わず多くの友人をつくることができたのも、とても貴重な経験になりました。
坂上千夏さん(スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻3年)
受講生と一緒にあやとりや習字をしながら、日頃学んでいるスペイン語を活かすことができました。その一方で、日本の文化や伝統について質問されても答えられないことがあったので、改めて勉強し直す必要があると感じました。
(国際学部外国語学科 野口茂・教授)