臨床検査学科 近藤 明
7月12日(金曜日)、4回生の卒業研究最終発表会が、天理よろづ相談所病院外来棟5階講堂にて開催されました。今年4月より開始された卒業研究は、1回生から3回生までの間に学んできたことの集大成と言うべきもので、臨床検査の幅広い分野をカバーした発表内容になりました。約半数の学生は、大学の教員と共に臨床検査を基礎科学的なアプローチから研究に取り組み、残りの半数の学生は、天理よろづ相談所病院の技師と共に、日常業務の中から見つけ出された課題を研究テーマとして取り上げて取り組みました。ですから、発表会では臨床検査の基礎から応用までと、検体検査から生理機能検査までといった幅広い知識と技術が盛り込まれたものになりました。
大学からは、2回生や3回生の学生も参加し、病院からは指導してくださった技師の方々のみならず、技師長や臨床検査部部長にも参加いただき、質疑応答にも加わっていただきました。
良好な成果が得られた4名の学生については、今年の専門学会で発表することが決まっています。