母性看護方法論では、実習で関わることになる妊娠中~出産後のお母さんと赤ちゃんに対する看護について、講義と演習を交えて学んでいきます。
例えば妊娠中の看護を考える演習では、おなかや胸の部分に約7㎏のおもりが入ったジャケットをつけて、妊婦さんの日常生活を体験しました。出産の時にできる看護としては腰のマッサージやアロマオイルを使った足湯(足浴)など、リラックスできる方法を探しました。さらに出産後に必要となる赤ちゃんのお風呂や授乳などにも挑戦しました。
こうして実際に自分たちで体験することで「お母さんたちが望む看護とは?」について考えられるようになることを目指しています。
執筆者(医療学部・看護学科 永田阿子・講師)