外国語学科では6月19日、1年次生を対象に「第1回マルチカルチュラル交流会」を開催しました。この交流会は、それぞれが専攻する言語以外の文化圏にも関心を向けてもらい、体験を通して文化の多様性を理解し、尊重する姿勢を身につけてもらうことを目的としています。
第1回目は、メキシコの国民食タコスがテーマに。まずスペイン語コースの教員が、メキシコ料理の概要や歴史のほか、タコスが時代や地域に応じてどのように変化を遂げてきたのかを解説しました。また、スペイン語圏からの留学生が紹介されたほか、本学の卒業生で在学中にメキシコへ留学した経験のある太田利貴さん(2024年3月卒業)が挨拶。「留学では人生を変えるような数々の経験ができた。ぜひみんなも目指してもらいたい」と激励の言葉を述べました。
その後、スペイン語・ブラジルポルトガル語専攻の2年次生が中心となって用意したタコスを全員で試食しました。トウモロコシ粉でつくられたトルティーリャの美味しさに驚いたり、サルサ(ソース)の辛さに歓声(悲鳴?)があがる場面も。異なる材料のトルティーリャやサルサ、トッピングする具材をアレンジしながら、それぞれがオリジナルなタコスの味わいを楽しみました。
(国際学部外国語学科 野口茂・教授)



