【中国語学科】中国文化研究会が2024年度第1回公開研究会を開催しました 2024.07.03 国際学部中国語学科教育・研究6つのCONNECT卒業生とつながる # 中国文化研究会

天理大学には学内に設置された学術研究団体が多くありますが、そのうち、中国や台湾などの地域を含む中華圏の研究成果を広く公表する場として、「天理大学中国文化研究会」という学術研究団体が設置されています。

中国文化研究会では毎年数回、公開研究会を開催するとともに、学術誌『中国文化研究』を発行し、研究成果の公表、社会発信に努めています。

本年度、2024年度の第1回公開研究会として、2024年6月19日(水)に奥野善雅氏(天理教海外部)を講師にお迎えし、「日本統治期における台北幼稚園の成立と発展」というテーマでご発表いただきました。

奥野氏は本学中国語専攻の卒業生(2016年3月卒業)で、卒業後は天理教海外部での勤務を続けながら、本学の交流提携校でもある台湾の慈濟大学、および国立台湾師範大学の台湾史研究所修士課程で学んでこられました。

このたびの発表は、国立台湾師範大学で修士の学位を授与された修士論文の内容を基にしたものです。

(なお、奥野氏の修士論文は国立台湾図書館論文研究会で優秀賞を受賞されています。その時の様子は、こちらの記事をご覧ください。本学卒業生が国立台湾図書館論文研究会で優秀賞を受賞 | 天理大学 (tenri-u.ac.jp)

このたびの研究会には学生・教員を含めて20名ほどの参加者があり、奥野氏の台湾教育史研究の空白部分に光をあてる貴重な研究に対して、数々の質問が出され活発な議論が行われました。

次回、2024年度中国文化研究会第2回公開研究会は、2024年7月9日(火)に天理大学本館3階、第二会議室で開催されます。

(中国語学科 中純子教授・山本和行教授)

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