天理大学中国語学科では、学生さんたちのボランティア活動への参加を推奨しています。
2024年2月9日から11日までの三日間、大阪の天王寺公園エントランスエリア「てんしば」で開催された「2024大阪春節祭」(2024大阪春節祭実行委員会主催、大阪華商工会・西日本華僑人社団聯合会共催)で、本学中国語専攻の学生がボランティアとして司会や受付などを担当しました。
大阪春節祭は、大阪の地で多くの華僑・華人だけでなく、日本人や外国人観光客にも春節の伝統行事を楽しんでもらいたいとの思いから開催され、今回で8回目となりました。
今回本学から参加したのは、中国語専攻3年生の木田珠妃さん(青翔)、佐々木健吾さん(関商工)、芹澤はる代さん(天理)、橋本晏加さん(西の京)、東亜紗乃さん(大分)の5名。彼らは2023年夏の中国語海外語学実習や1年間の交換留学を経験して中国語を使う楽しさを知ったといいます。
今回本学の学生が参加できたのは、舞台の企画を担当した春節祭実行委員会の劉偉氏(リュウリュウプランニング社長)がこれまで何度も中国語専攻の学生に中国音楽を指導してくださったご縁から。中国語専攻の学生のレベルの高さを知っている劉偉氏から日本語と中国語の両方で司会ができるような実力のある学生を推薦してほしいと依頼があり、この5名が志願しました。
学生たちはプロの司会者の指導を受けながら大きな舞台でもひるむことなく堂々と司会を担当、本学の校名発揚に寄与してくれました。春節祭では中国の伝統文化を肌で感じながら大舞台での司会という貴重な経験ができるので、来年も多くの学生が参加させていただければと思っています。
(国際学部中国語学科 中川裕三 教授)