『グローカル新書』発行-8.天理教人間学の地平 2007.09.01 関連施設附属おやさと研究所刊行物グローカル新書

澤井 義次(天理大学人間学部教授) 2007年8月26日発行

まえがき

序 天理教人間学へのプロローグ

I 生の意味論的パースペクティヴ
1 意味論的パースペクティヴとはなにか
2 生活世界の二重性とその意味
3 意味の世界とその深み
4 近代科学の知の地平を超えて
5 天理教人間学の地平とその特質

II 原典理解の地平を拓く — 生の意味理解へ向けて
1 原典の言葉とその理解の地平
2 原典のエクリチュール性とパロール性
3 生きていることの意味とその理解
4 中山正善二代真柱様と原典研究

III 天理教のコスモロジーとその構造
1 生活世界における親神の守護
2 「神」「月日」「をや」に込められた意味
3 天理教のコスモロジーにおける人間存在
4 「生き生きした現在」の地平から見た生のリアリティ

IV 生の根源的事実性とその理解
1 天理教コスモロジーの根幹としての「元初りの話」
2 人間身の内と世界における親神の守護
3 親神の守護と生の根源的事実性
4 「コスモス」としての身体と世界

V 心と「ほこり」 — 生の根源的な意味へ
1 澄んだ心と「ほこり」
2 メタファーとしての「ほこり」の言語的意味構造
3 生と死の連続性としての生命
4 「祈り」の意味と構造
5 生の根源的意味の地平へ

あとがき

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