「教学と現代XVI」(2020年度) 2021.04.01 関連施設附属おやさと研究所講座特別講座「教学と現代」

新型コロナウイルス時代の天理教の教えと実践」

【開催趣旨】
世界的な感染拡大となった新型コロナウイルスCOVID-19 は、私たちの暮らしを大きく変えました。マスク着用や「三密」の回避、また「新しい生活様式」の推奨など、これまでの生き方・暮らし方が根本から問い直されています。さらに、信仰者にとっては、おぢばや所属教会に参拝できないもどかしさを感じています。私たちはこのコロナ禍の中にあって、これまで当たり前だと思っていたことが、実は決してそうではなかったという気づきを得ました。天理大学では 2020 年8月、ラグビー部寮での集団感染が起こり、またそれによって、心無い非難や差別も経験しました。しかし、この大きな節を “ 一手一つ ” で乗り越えることができました。そこから見えてきた “ 一れつきょうだい ” の教えについて、天理大学長でもある永尾教昭所長が、天理大学の事例を通じて基調講演をいたします。続いて、佐藤孝則研究員が生物科学的な視座から、また澤井義次研究員が天理教学の立場から、それぞれ新型コロナウイルスの感染拡大をどう受け止め、コロナ禍の中でどう行動したら良いのかについて発題をいたします。

【日時】2021 年 3 月 28 日(日曜日)
13 時 30 分~ 15 時 00 分
【開催方法】 オンライン
【講師・演題】
基調講演:永尾教昭所長
「一れつきょうだいの教えー天理大学の事
例をもとにー」
発題 1:佐藤孝則研究員
「新型コロナウイルスの特性から考える」
発題2:澤井義次研究員
「『世界は鏡』のコスモロジーから考える」

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