「KAWANISAHI 国際交流イベント」が、2023年12月23日、川西文化会館で開催され、本学学生と留学生ら7名が参加しました。
2021年に包括連携協定を結んだ本学と川西町は、これまでに「プエルトリコの子どもたちのために絵本を届けよう!プロジェクト」で絵本を制作、また「まちづくり促進プロジェクト」でともにツリーハウス建設を行うなど、様々な交流を行ってきました。
今回のイベントでは、これまで同様に同町教育委員会事務局から本学の山田政信教授へ協力の要請があり、本学の学生・留学生たちが参加することとなりました。
交流会では、まず川西町の小中学生が自己紹介とともに趣味や行ってみたい国などについて話しました。続いて、留学生たちが事前に作成したパワーポイントを使って、出身国の食文化や有名なスポーツなどを紹介し、日本人学生2人が出身地の特産物や伝統行事などを、「やさしい日本語」表記や写真を使って紹介しました。
その後、5つのグループに分かれ、世界の遊び体験やリース作りをしながら交流を深めました。
グループ交流では、日本人学生が小中学生と留学生とのコミュニケーションの手助けを行うなど、アテンドを担い、留学生たちは小中学生にリース作りのサポートやアドバイスを日本語で行いました。
今回のイベントを通して、山田教授は「外国だけでなく日本にいてもどこにいても、まずは身近な人へできるサポートを考えられるように、様々な場所でサポートしていけるように、そういう展開の一歩としていきたい」と語りました。
2024年改組で新設となる「国際文化学科」では、「多文化共生」社会の実現を支えるべく、今後も積極的に活動を進めていきます。