臨床検査学科 松本 智子
臨床検査学科では1年生春学期から臨床検査専門分野の授業科目が開講されます。なかでも本学は、血液について掘り下げて学びます。
まず、血液における酸素、二酸化炭素、栄養、老廃物、熱などの運搬機能や、生体防御、免疫機構、凝固・線溶機能などの基本生理事項を学習します。つぎに血液疾患の診断に必要な検査に関する基礎知識と技術を修得するとともに、最新の知見を学びます。
本科目の目標は、血液の基礎知識や各種検査法の原理と手技を自分で説明できるようになること、秋学期で学ぶ血液疾患を中心とした血液検査学IIへ繋げることです。
現在の授業スタイルは対面ですが、Zoomを用いて資料を提示します。なぜ対面でもZoomを使用するのか?これは血液細胞(細胞の核や細胞質の顆粒の様子)についてPC画面を通して詳細に観察できるからです。
また、WebClassを用いた資料は事前に登録するため、しっかりと予習ができ、レポートや小テストで復習も万全です。繰り返す日々の学習を通して、1年生からしっかりと学習習慣を身に付けて、4年後の国家試験合格を目指します。