臨床検査学科 川邊 美智子
11月2日、天理市立山の辺小学校「ふれあい体験教室」に臨床検査学科の教員3名が講師として参加しました。ふれあい体験教室は山の辺小学校の伝統ある学校行事であり、地域の人々が講師となり様々な教室を開催します。午前中の選択教室では全16講座が開かれ、本学科では5・6年生の15名を対象に「臨床検査教室」を開催ました。
子ども達には白衣を着て“小さな検査技師”になってもらい、まずは学校健診でおなじみの尿検査を実施してもらいました。自分たちで糖尿病患者の疑似尿を調整し、試験紙の色の変化を見てもらいます。ビタミンＣにより尿糖の反応が無くなった時は「消えた！なぜ？」と興味津々な様子でした。
次に顕微鏡を使って、大学生レベルである5種類の白血球を観察してもらいました。血液細胞が主役のアニメを知っている子ども達は、各キャラクターの本当の姿を見て楽しんでいました。
最後に寄生虫の液浸標本を紹介すると、その見た目に大興奮。子ども達はもちろん、参観に来ていた保護者の方々にも楽しんでもらえたと思います。山の辺小学校の先生方からも「子どもたちのキラキラ光る瞳が印象的でした。本当に楽しかったようで、将来につながる子もいるのでは！？と感じました。」とのコメントを頂きました。
