臨床検査学科 卒業研究最終発表会 2023.07.24 医療学部臨床検査学科

臨床検査学科 増谷 弘

7月13、14日、臨床検査卒業研究の最終発表会が天理よろづ相談所病院外来棟講堂をお借りして、病院関係者のご参加も得て、開催されました。

学生は、各自それぞれのテーマでの研究成果を発表しました。厳しい質問が出ましたが、学生の皆さんは、時に返答に窮しながらも、堂々と質疑応答が出来ていました。

研究は、ドイツ語で新しいを意味する「Neues」がなくては意味がありません。今回、それぞれの研究成果は、小さいかもしれませんが、新規の発見を含んでおり、実際の医療への応用や医学研究の進展につながるものでした。

この卒業研究を行うことにより、英語論文で研究テーマに関する情報を検索する、研究計画を作成する、実際の研究を行う、course meetingで研究内容・結果を討議する、結果の統計処理をする、発表原稿や抄録を作成する、presentationを行う、質疑応答を行う、論文を作成するという、理系研究者としての基礎を修得でき、学生の皆さんは急激な成長を遂げたのでした。

学生コメント

廣岡杏香
「卒業研究が始まった時は最終発表まで時間があると思っていましたが、その期間も瞬く間に過ぎ、最終発表まで至りました。研究で失敗もありましたが、そこでは違った視点から見えた事実や知見もあり、ただ失敗と捉えるのではなくよく考察することが重要だと学びました。最終発表は緊張感をもって臨み、質疑応答で自身の研究の理解がさらに深まり、また新たなる課題が見え、今後の研究において非常に貴重な経験をさせていただきました。」

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