中国語専攻漢語会話班が留学生との秋季交流会を開催 2023.10.25 国際学部中国語学科

中国語専攻の中国語学習サークルの漢語会話班が、10月5日、日本人学生と台湾・中国からの留学生との交流会を杣之内キャンパスの学生食堂で開催しました。

中国語専攻では、コロナ禍以前は毎年春と秋の2回、中国語圏からの新しい留学生を歓迎するため、漢語会話班主催の交流会を実施してきました。
本年7月、同班ボランティア・イベントチームが主体となって3年ぶりに交流会を開催しましたが、コロナによる中断の影響でノウハウが継承されておらず、学生たちは手探りの状況で開催することとなりました。

今回は、前回の経験を活かし、十分に準備を整え、創意工夫を凝らして留学生を迎えることとなり、留学生と日本人学生合わせて40名以上が参加しました。

交流会では、台湾語履修者による台湾流行歌のダンスや、中国雑技チームによる中国ゴマ実演が披露されたり、台湾の伝統的な「ポエ占い」が催されました。「ポエ占い」で、誰の運勢が一番良いかが競われると会場の盛り上がりは最高潮に。コロナ禍以前のような賑やかな交流会となりました。

様々なパフォーマンスが行われた後、台湾の国民的スイーツである「豆花」などを味わいながら、学生たちは中国語と日本語を交えた異文化交流を楽しみました。

●漢語会話班ボランティア・イベントチームリーダー・酒元羅美さん(中国語専攻2年・高取国際)コメント
「今回の交流会の目的は二つありました。一つは、日本に来たばかりの留学生が友だちを作るきっかけとなる場を作ること、もう一つは、交流を通して、留学生は日本語、中国語専攻の学生は中国語の学習意欲をそれぞれ向上させることでした。今回は早めに声がけをしたことにより、日本人も留学生も期待以上に大勢参加してくれました。互いに相手の言葉でコミュニケーションを取ろうと必死になって、LINE交換して個人的に繋がってくれたことは、交流会を開催したひとつの成果だと思います。次回は留学生の皆さんと一緒に協力してさらに良い企画をしたいと思います。」

●交換留学生・陳星妤さん(5年・中国文化大学)のコメント
「今学期の交流会に参加できて本当によかったと思います。今回は蔡先生と台湾からの留学生が協力して「豆花」作りにチャレンジしました。私は「豆花」にトッピングする小豆餡作りのお手伝いをしました。初めてのチャレンジだったので上手く作れるかどうか不安でしたが、台湾グルメの美味しさを伝えたかったので一生懸命作りました。日本人の学生さんたちに台湾の手作りデザートを美味しく食べてもらえてすごく嬉しかったです。また、普段の授業では日本人の学生さんとゆっくりお話しする機会は滅多にないのですが、この交流会でたくさんお話し、様々な意見を交換することができたので、とても有意義な機会となりました。今後も中国語専攻の皆さんと頻繁に交流して、協力しながら語学力の向上を目指したいと思います。」

●蔡珮菁交換教授のコメント
「この度の交流会には中国語専攻の学生や留学生が大勢参加してくれたので、大成功だったと思います。私は留学生と手作りの「豆花」と「番茄蜜餞(梅干しのシロップ漬け入りミニトマト)」を提供しました。豆花は本場台湾と同じように、小豆、タピオカ、さつまいも団子の中から自分の好きなトッピングを選べるようにしたので、日本人の参加者の皆さんにとってきっと初めての体験になったことと思います。自分好みに仕上げた豆花と、台湾の屋台でしかお目にかかれない「番茄蜜餞」を体験しながら、各テーブルでは、皆さん積極的に台湾と日本の生活習慣の違いや自分の留学体験などについて発言し合い、非常に楽しい雰囲気で交流していました。」

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