特別授業「知ればなるほど宗教と世界」
５月９日、天理高校用木コース３年生の授業と、宗教学科の「宗教研究演習」の授業がコラボして、特別授業「知ればなるほど宗教と世界」を実施しました。
特別授業はこんな問いかけではじまりました。
「宗教」と聞いてどんなことを連想しますか？
「無宗教」とか「宗教ばなれ」が取りざたされる現代日本。実際には多くの人が宗教的な行為をし、数多くの宗教法人が国内で活動しているのに、なぜ「宗教」は日常生活からは遠い存在として、あるいは時にはアブナイものとして、イメージされがちなのだろう、ということを考える内容でした。生徒さんたちは、自分自身の「宗教」イメージと照らし合わせながら、熱心に受講している様子でした。
天理高校用木コースと宗教学科のコラボ企画は、毎年各学年一度ずつ行っています。
例年は、今回の３年生対象の特別授業のほか、11月に１年生を対象として天理大学を体験する企画、２月に２年生を対象に別席についての特別講義を行っています。
この企画を通して、本学をより身近に感じてもらえればと願っています。
