スローバドミントン体験教室を田原本町で開催 2023.12.13 体育学部体育学科体育学研究科体育学専攻社会連携地域・企業との連携私立大学研究ブランディング事業 # 社会連携

天理大学と包括連携協定を結んでいる田原本町の「健幸ポイント事業参加者」に対する「スローバドミントン体験教室」が、田原本町やすらぎ公園体育館で、12月10日に開催され、体育学部の中谷敏昭教授が指導を行いました。

この体験会は、文部科学省の平成30年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された本学の事業「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」の流れを汲む活動で、地域住民に対する充実したスポーツライフを提供する趣旨で開催されました。

今年で3年目となる体験会では、中谷教授とともにバドミントン指導者養成に携わる公認コーチや、広陵町で活動している愛好家が相手を務めました。午前・午後合わせて34名(40歳代から80歳代まで。そのうち80歳代は6名)の参加者が、スローバドミントンを楽しく体験しました。

「スローバドミントン」は、子供や高齢者が手軽にバドミントンを楽しめるように、中谷教授がミズノ株式会社と共同で「飛ばない」シャトルを考案した、いわゆる「ニュースポーツ」です。
考案者の中谷教授は、「シャトルを打ち合うことが楽しいスポーツであるにもかかわらず、初心者や初級者では、打ち合いが続かないこともあるため、手軽に打ち合うことができるようにシャトルを工夫した」と、開発の意図を語りました。

体験教室では、短いラケットや風船なども使い、手でラケットを操作して打ち合うことを練習した上で、「飛ばない」シャトルを使って打ち合いを体験してもらいました。最初は10回から始めたラリーですが、最後は50回以上打ち合えた人も多くいました。

参加者からは、「楽しかったです。また時々やってほしい。」「体を久しぶりに動かして汗をかきました。」「定期的にスローバドミントン教室を是非してください。」とのコメントが終了後のアンケートに寄せられ、好評を得ました。

中谷敏昭教授

日本バドミントン協会コーチエデュケータ・コーチ3
日本バドミントン協会普及指導部 部長
日本バドミントン学会 会長

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