本学と中国文化大学が「デュアルディグリー・プログラム」に関する協定を締結 2023.08.23 学長室国際学部中国語学科国際体験交流協定校

2023年8月10日、永尾比奈夫学長が、台湾・台北市北部にある中国文化大学を訪問し、「デュアルディグリー・プログラム」に関する調印式に出席しました。

中国文化大学は本学が初めて協定を結んだ大学で、1965年の学術交流協定締結以降、交換教授や交換留学生制度などを通じて、60年近くにわたり交流を深めてきました。この交流をさらに充実させていきたいとの両大学の強い思いから、2018年より「デュアルディグリー・プログラム」の実現に向けた準備を進め、このたび協定締結へと至りました。

締結式には中国文化大学の王子奇学長、王淑音副学長、王志誠副学長をはじめ、来賓として徐興慶理事、黄煇慶元駐日代表処参事、陳忠正台湾日本関係協会総領事、早川友久日本台湾交流協会台北事務所広報文化部室長が出席。本学と中国文化大学のみならず、日本と台湾の民間交流の重要な機会として、このたびの調印式は位置づけられました。

締結式ではまず、中国文化大学の王子奇学長が、本学と中国文化大学との長きにわたる交流、およびコロナ禍において中断していた語学実習が今年の夏から再開されたことや、USRチームによる大学間交流が始まったことなど、ますます大学間交流が盛んになっていることに触れて、「このたびの協定締結が、こうした交流をさらに深めることにつながっていくことを期待していく」と述べられました。

それに応えて、永尾学長は今回の協定締結に際しての御礼を述べるとともに、「本学と長い交流の歴史を持つ中国文化大学がその初めての締結先となりましたことは、私どもにとって大変意義深いことである」と述べ、「本プログラムを通じて両校から巣立った人々が、私たちの交流をより豊かに育んでくれることを期待したい」と述べました。

今回の協定締結によって、天理大学と中国文化大学の大学、それぞれの学位を取得可能、しかも本来なら最低でも8年(天理大学4年+中国文化大学4年)かかる学位取得を最短5年で実現できること、また、通常の交換留学による留学期間よりも長く中国文化大学で学ぶことができ、海外留学に関心のある学生に対してより魅力あるプログラムを提供することができるようになります。なお、このプログラムは2024年度入学生より適用されます。

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