天理大学の国際交流について

留学Q&A

Q1)TOEFL®テストとはどんな試験ですか?

  TOEFL®テスト(トーフル、トッフル・テスト)は、Test of English as a Foreign Languageの略称で、日本など非英語圏の国からアメリカ合衆国やカナダへの留学を希望する人を対象に、英語能力を測定する試験です。大学から要求された点数をクリアできないと、外国人向けの語学コースの受講を義務付けられます。現在、PBT(Paper-Based Testing)とiBT(Internet-Based Testing)の2種類のテスト形式があります。一流と目される大学への入学にはPBTで550点以上(iBTで80点以上)が要求されます。

Q2)TOEIC®テストとはどんな試験ですか?

  TOEIC®テスト(トーイック・テスト)は、Test of English for International Communicationの略称で、英語を母国語としない人の英語によるコミュニケーション能力を評価する試験です。留学希望者を対象としているTOEFL®テストと比べると、TOEIC®テストは一般向けの英語力判定試験と言えます。TOEFL®テストの方が国際的評価と知名度の高い試験ですが、日本ではTOEIC®テストの方が受験者数が多く、企業の採用や人事評価において用いられるようになっています。

“TOEIC is a registered trademark of Educational Testing Service (ETS). This website is not endorsed or approved by ETS.”

Q3)英語以外の言語の検定試験にはどのようなものがありますか?

  天理大学で学ぶことができるどの言語にも検定試験があります。言語によっては数種類の検定試験があるものもあります。どの試験を受けるべきかについては、各言語専攻にお問い合わせください。

Q4)どのくらいの語学力があれば留学できますか?

 英語圏の大学であれば、TOEFLで61点以上(iBT)が必要になるでしょう(学部の授業を受講するには80点以上が必要になります)。他の言語なら、検定試験で何級相当の語学力が必要か、各言語専攻に問い合わせてみてください。ただし、留学できるか否かという点から言えば、語学力が若干不足してい ても、留学資金があり、本人にやる気があれば、認定留学することは可能です。

Q5)交換留学の選考方法および競争率について教えてください。

 留学出発の7ヶ月から12ヶ月前に募集があり、選考試験を経て派遣学生が決定されます。選考試験は各言語専攻で行われ、主に筆記試験と面接で合否を判定します。競争率は、言語によって異なります。また、同じ言語でも年によって競争率が変動します。参考までに、過去の各言語の交換留学の競争率を紹介します。

Q6)マレー州立大学、ハワイ大学の短期留学プログラムと認定留学との違いは何ですか?

 通常の認定留学では、入学申請から入学手続きに至るまで、全て自分で行わなければなりません。一方、この短期留学プログラムは、就業年数や取得単位の取り扱いは認定留学と同じですが、留学の諸手続きは国際交流センター室が行います。国際交流センター室がサポートする認定留学と言うことができるでしょう。さらに、マレー 州立大学の場合、学費がディスカウントされます!英語圏への認定留学を考えている学生にとって一考に値するプログラムです。

Q7)留学費用はどのくらい必要ですか?

 留学費用の内訳は、a)授業料、b)生活費(宿泊費・食費・保険代・諸費)、c)渡航費の3つに大別することができます。授業料と渡航費については各自で調べてみましょう。生活費は国により大きく異なります。また、同じ国でも都市部か否かによって異なってきます。月々の生活費は、英語圏であれば、アメリカで7万円~12万円、カナダで7万円~8万円を目安に考えれば良いでしょう。

Q8)留学資金が足りません。どうしたら良いですか?

  留学資金が足りないが、どうしても留学したい場合、貸与型の奨学制度や教育ローンを利用することが考えられます。日本学生支援機構の第二種奨学金(短期留学)は、3ヶ月以上1年以内の留学を希望する者に貸与する有利子の奨学金制度です。貸与月額は3万円・5万円・8万円・10万円の中から選びます。学長の推薦を得て留学をする前に申し込む予約制です。金融機関による教育ローンとしては、日本政策金融公庫の「国の教育ローン」の教育一般貸付があります。この制度では、海外の大学に6ヶ月以上(条件付入学許可を得て語学学校に留学する場合は3ヶ月以上)の留学をする場合、350万円以内の融資を受けることができます。

Q9)何年次に留学するのが良いのでしょうか?

  交換・認定留学の対象は2年次から4年次の学生です。ほとんどの場合、2年次秋学期、3年次春学期、3年次秋学期から1年間の留学となります。2年次での留学は相当の学力がないと難しいでしょう。また、4年次に留学した場合は、卒業に5年間かかります。よって、3年次での留学が理想的といえます。もちろん、1年以上前から計画を練り準備を進める必要があります。

Q10)国際学部以外の学部の学生も交換・認定留学制度を利用できるのでしょうか?

 天理大学の学生なら誰でもこれらの留学制度を利用することができます。過去、人間学部宗教学科の学生が台湾の大学に、文学部考古学・民俗学専攻の学生が ウクライナの大学にそれぞれ交換留学生として派遣されました。また、体育学部の学生で認定留学生としてアメリカに留学した人もいます。勿論、交換留学の場合は各言語専攻の実施する選考試験に合格しなければなりませんし、認定留学の場合も留学に必要とされる最低限度の語学力が要求されます。
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