ヨーロッパ・アフリカ研究コース(2023年度改組前の学科・専攻)

2024年4月に改組された国際学部の情報について

天理大学は、学部学科の再編によって、2024年4月から人文学部、国際学部、体育学部、医療学部の4学部体制に生まれ変わりました。

ヨーロッパとアフリカは、おたがいの存在がなければ、現在のその姿はなかったといってもいいでしょう。

ヨーロッパとアフリカは、地理的に近いだけでなく、歴史的にも長い、そして重い関係がありました。

たとえば、イギリスの階級社会、フランスのエスニック料理、ドイツの外国人労働者、ロシアのイスラーム、そしてルワンダの内戦——こうした問題についても、ヨーロッパとアフリカの関係を視野において取り組めば、より深く理解することができるでしょう。

それこそが、「グローバルに学ぶ」ということであり、本研究コースの特色です。

「さまざまなヨーロッパ」を学ぶ

古典古代とよばれたギリシア・ローマのヨーロッパ、キリスト教が支配した中世のヨーロッパ、近代社会をリードしたヨーロッパ、2度の世界大戦をひきおこしたヨーロッパ、そして現在のEUを中心としたヨーロッパ——そうした「さまざまなヨーロッパ」の歴史・文化・社会を学びます。

「ヨーロッパ」という視野をもつ

たとえば、「ドイツ」の歴史・社会・文化に関心をもったとき、それを「ドイツ」だけの問題としてではなく、「ヨーロッパ」という広い視野から考えます。そして「ヨーロッパのなかのドイツ」という考え方について理解を深めます。

「アフリカ」に注目する

ヨーロッパの国々とは長い歴史をもつアフリカは、私たち日本人にはなじみが少ないかもしれません。貧困や内戦に苦しむ一方で、豊富な資源やスポーツや音楽で注目を集めるアフリカについて、さまざまな角度からアプローチします。アフリカが直面している問題に現地で取り組む日本人の活動も紹介します。

研究テーマ(例)

・スイス×ドイツ語
 スイスにおけるドイツ語圏ーその歴史と現在


・カメルーン×フランス語
 サッカーの普及から見るアフリカの西欧化


・エジプト×英語
 スエズ運河の利権と日欧貿易について

ヨーロッパ・アフリカ研究コース カリキュラム・ツリー / カリキュラム・マップ

ヨーロッパ・アフリカ研究コース 取得できる資格と進路

取得できる資格・免許

本学独自のもの

卒業後の進路

  • 商社の欧州担当、アフリカ担当
  • アフリカの教育・貧困を支援するNGO
  • 製造業のグローバル展開担当
  • 国連やWHOなど国際機関
  • 在外公館派遣員など外交・国際交流分野
  • 公務員(警察官・消防士・地方公務員)
  • 旅行代理店
  • 中学・高等学校教員
  • 製造業、物流、商社、金融をはじめとする一般企業
    など

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