宗教学科(2023年度改組前の学科・専攻)

確かな信仰と深い宗教的知識をもとに、人間の生き方を考える。

宗教学科の特色

●天理教と世界の宗教についての理解を深める

 宗教学科では、天理教の教えや歴史、活動などについての理解を深めて、豊かな信仰心を育むとともに、世界の諸宗教についても広く学びます。

●人間の本来的なあり方を探究する

天理教や世界の諸宗教の広い知識をもとに、宗教や信仰の意味と本質を追究するとともに、天理教の教えにもとづく人間の本来的なあり方を探究します。宗教学科は、宗教研究にもとづく人間探究の場であり、信仰にもとづく人間形成の場でもあるのです。

●きめ細やかな教育・指導

1年次~4年次まで、すべての学年に演習科目を設けて、知識の一方的な伝達ではなく、自ら考えて答えを探求する姿勢を育みます。

●社会で活躍する宗教家の養成

宗教学科の卒業生の多くは、国の内外で信仰活動や社会活動に従事し活躍しています。とくに、広い意味での「文書布教」に資する人材や、高い説明能力を有する宗教家の養成に力を注いでいます。

宗教学科の教育目標

●天理教学の理論をふかく修めさせ、それを実践にむすびつける資質や能力の養成

●現代世界の宗教状況や諸問題について、ひろく理解できる資質や能力の養成

宗教学科では、天理教学と宗教学を包括する広い知識を身につけたうえで、自らの問題意識にしたがって、より専門的な科目を重点的に履修するように指導します。そして、現代社会の諸問題と積極的に対話する教学研究をとおして、また、諸宗教現象の多角的な研究をとおして宗教の意味と本質、人生の究極的意味を追究するとともに、天理教の教えに基づく人間の生き方を探究していきます。

受け入れ方針と養成する人材像

本学科は、
 ●広い宗教的な知識をとおして、人生を見つめようとする人
 ●将来、国の内外で社会に貢献しようという意欲のある人
を求め、4年間の教育をとおして、
 ●天理教の信仰にもとづいて、他者のために献身する人
 ●ひろく人の心情を理解し、地域に貢献できる人に育てます。

 

カリキュラム

宗教学科のカリキュラムの特色

宗教学科のカリキュラムは、宗教研究と天理教研究を包括した広がりをもっています。

宗教学と宗教史

宗教学および宗教史関係の科目履修を通して、宗教学の基礎的な理論を学ぶとともに、人間の生きる営みとしての宗教現象を多角的な視点から立体的に考察します。

世界の宗教思想と天理教学

世界の主要な宗教伝統の成立と歴史的展開、教義などを系統的・組織的に学ぶ一方で、天理教学に関する専攻科目では、天理教の原典、歴史、教義などの研究を通して、深い教理理解に裏打ちされた確固たる信仰を培っていきます。

宗教学科 カリキュラム・ツリー / カリキュラム・マップ

取得できる資格と進路

取得できる資格・免許

本学独自のもの

卒業後の進路

●天理教関連の施設への勤務
●中学校・高等学校の教員
●社会教育関連職
●他大学院や専門学校への進学
など

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