講演趣旨
当館所蔵の古代の焼物には、つい「二度見」したくなるような資料があります。時間的にも空間的にもかけ離れて行くにつれて、違和感を覚え、つい二度見してしまうのです。こうした資料を紹介し、その背景にある世界観や情念にについて考えてみたいと思います。現代は高度情報社会ですが、実態は大量の情報を次から次へと「流し見」しているだけではないでしょうか。ちょっと立ち止まって古代の造形を「二度見」してみませんか。
日時 2023年1月20日(金) 午後1時30分~2時30分
講師 巽 善信(天理参考館副館長)
場所 天理参考館 2階ホール
定員 30名
【事前申込制】受付開始:2023年1月5日(木)午前9時30分~