日米草の根交流サミットで英米語専攻の学生が通訳ボランティア

「第27回日米草の根交流サミット2017」奈良大会が、6月末から7月にかけて奈良県各地で開催され、外国語学科英米語専攻3年次生の学生が通訳ボランティアとして参加しました。
「草の根交流サミット」は、日米友好を促進するためにアメリカと日本が隔年で開催している交流イベントです。今年は奈良県が主となってアメリカからの参加者約100名を受け入れ、県内9つの地域で10の地域分科会を開催しました。

そのなか、地域分科会の運営に携わる関係機関で、平成26年10月の明日香村との連携協定締結以来交流のある「飛鳥ニューツーリズム協議会」から、語学力を活かした通訳ボランティアの依頼が本学に届き、6月29日・30日に分かれて、4人の学生が明日香村、高取町、橿原市の地域分科会に通訳ボランティアとして同行しました。


29日に開催された明日香村・高取町合同の地域分科会では、アメリカからの参加者20名が、古代衣装をまとう体験や、醤油蔵、旧酒蔵古民家カフェの見学など、日本文化を体験するプログラムに参加し、そのサポートと通訳ボランティアとして終日携わりました。
ボランティアにあたった英米語専攻の学生は、日頃培ってきた語学力を活かし、参加者が日本文化に親しめるよう積極的に通訳にあたりました。


コメント
- 英米語専攻3年 吉川美栄さん
「今回、実際に通訳する機会をいただけて本当に勉強になりました。スタッフの皆さんを見ていると、会話力の大切さ以上に、声をかける雰囲気やニュアンスも、コミュニケーションには大切だということを実感しました。8月に留学することが決まっているので、その前にこのような経験ができたのはとてもありがたいです」
- 飛鳥ニューツーリズム協議会 山中剛さん
「率先して通訳して頂けたのでとても助かりました。相手の気持ちを汲んだ声がけというか、心遣いを笑顔でできるというのは素晴らしいことだと思います。地域連携の様々なシーンでこれからも協力していただけたらありがたいです」