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第10回 天理大学東日本大震災復興支援プロジェクトを宮城で実施

【1日目の活動】

2011年9月実施の第1回から、今回で10回目となる「2015天理大学東日本大震災復興支援プロジェクト」が、8月1日から4日、宮城県多賀城市・七ヶ浜町で、ニューヨーク、パリからの参加者も含めて42人が参加して実施された。また、8月3日には澤井義則副学長が多賀城市役所を訪れ、本学からの義援金13万5千473円とニューヨークから、復興支援のコンサートでの収益金367ドルを菊地健次郎市長へ手渡した。

耕作放棄地の再生を目指す農園で農作業

活動1日目(8月2日)の午前中は、七ヶ浜町の「なならぼ農園」での農作業の手伝いを行った。この農園は、「七ヶ浜町の農業と漁業の再生を手伝う復興支援団体“なならぼ”」から依頼されているボランティアグループ「ひょうたん倶楽部」が運営している。震災以降放棄された耕作地の維持管理を行って、将来地元の方に再び利用してもらうことを目的に運営されている。参加者たちは、川から水を汲んでの水やり、小屋作り、雑草刈り、種まき、インゲンなどの収穫に取り組み、農園の方に大変喜んでいただいた。

「SEVEN BEACH FESTIVAL 2015」を見学

午後は、七ヶ浜町菖蒲田浜で開催された「SEVEN BEACH FESTIVAL 2015」を見学した。このビーチフェスタは3年前から「—ガレキをビキニへ-“そう、この海が好きだった。”そんな場所にまた戻すため、今年も東北最大のビーチフェスは行われます」(実行委員会HPより)をテーマに菖蒲田浜特設会場で開催されたもの。

堤防などの工事で普段は立ち入りが制限されている砂浜を関係機関の協力により当日限りで開放し、バンドのステージ、モーターパラグライダー、ビーチヨガ、マリンアクティビティー、海水浴などを楽しんでもらう催しである。参加者の中には、以前この海岸でガレキを除去した者もいて、震災復興の歩みを実感し、テーマから地元の人の復興への決意を感じたひとときとなった。

名取市閖上日和山で鎮魂の千羽鶴を奉げる

ビーチフェスタ見学後、多くの犠牲者を出した名取市の閖上(ゆりあげ)を訪れ、日和山に登り、参加者全員が心を込めて折った千羽鶴を持参し鎮魂の黙祷を捧げた。2014年8月に名取市により建立された「東日本大震災慰霊碑」にも祈りを捧げた。

多賀城市の被災と復興のビデオ

宿舎で多賀城市の震災当日のビデオを鑑賞。津波の恐ろしさを改めて認識することになった。その後、現地で震災直後から支援活動を行っている「ボランティア団体ひのきしん」の代表であり、本学の宗教学科の卒業生でもある髙橋伸実氏からその活動と思いを聞いた。中でも、「犠牲になられた方に対しての責任として、生きている者がしっかり生きることが大事」という言葉が参加者一同にとって響くものとなった。
【2日目の活動】

地元の方の優しさに触れる

2日目(8月3日)の午前中は七ヶ浜町松ヶ浜地区避難所周辺の雑草の清掃を行った。その中で近くの住民の方からミニトマトとキュウリをいただいたり、被災者用の町営住宅に住む方に自宅に招かれ、被災者の現状について貴重なお話を伺うことができた。

石巻市を語り部さんとともに回る

午後は石巻観光ボランティア協会の語り部さんの案内で石巻市内の被災地を訪れた。海岸沿いの居住禁止地区や日ごろの訓練のお陰で無事逃げることができた門脇小学校跡地周辺地域、復興が進む石巻漁港などを見て回った。「いつ自分の身に同じような災害が起こるか分からないと常に心しておくことが身を守ることになる」という語り部さんの言葉を被災地で聞くことで、参加者にとってより実感できるものとなった。
石巻の語り部ボランティアから港の復興について説明を受ける
石巻の語り部ボランティアから港の復興について説明を受ける

“まだまだ復興の途上だ”ということを伝えて行く使命を

参加者たちは、今回のプロジェクトを通して、実際に被災地で見ること、感じること、考えることの大切さを改めて実感し、まだまだ復興は途上だということ、支援の心をつなぐ必要性を自らの周りの人たちへ伝えて行くことの大切さ、使命を心新たにした。
天理大学の掲げる「宗教性・国際性・貢献性」を存分に発揮できたプロジェクトであった。


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