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 【体育学部】

卒業生の小林竜一さん、バンクーバー五輪ボブスレー代表に!!

本番を前に、8日に現地入り

 1月28日付で日本オリンピック委員会(JOC)が、バンクーバー冬季五輪ボブスレー代表を正式に認定し、平成11年本学体育学部卒業の小林竜一さん(33歳・鳥取県体育協会)が、男子2人乗りでトリノに続き2大会連続、4人乗りでは初の出場を決めた。
 小林さんらボブスレー代表チームは、8日に日本を発って現地入りし、最終調整、公式練習を経ていよいよ本番に臨む。

 天理大学在学中は、陸上競技部で円盤投げの選手として活躍した小林さんに、バンクーバーまでの道のりや、大会に向けての意気込みなどを聞いた。

ボブスレーとの出会い

 小林さんがボブスレーに出会ったのは23歳の時。先輩の紹介で初めて乗ったときは、想像を絶するスピードに衝撃を受け、「訳が分からなかった」という。しかし、4人乗りボブスレーではそのチームワークに新鮮さを感じ、投てき競技で培ったパワーと瞬発力を生かせると感じたことが、競技に取り組むきっかけになった。
 小林さんが五輪を目指すようになったのは、競技を始めて3年が過ぎたころ。代表を目指す選手たちの「人生をかけて取り組む真剣さ」に刺激されたという。
 日本には長野にしかコースがなく、そこで練習できる機会は限られている。小林さんは、ウエートトレーニングやダッシュ、砂丘を素足で走るなど工夫した練習を重ね、29歳で初めてトリノ五輪への切符を手にした。

トリノ五輪に出場して

 小林さんのポジションはブレーカー。スタート時に重さ200キロを超えるそりを力の限り押し出して、加速させるという重要な役割を担う。そりに乗り込んでからは、最大で体重の4倍もの力が体にかかるが、その圧力に耐えつつ姿勢を一定に保ち、そりに余計な衝撃を与えず、カーブや傾斜の影響を最小限にとどめながら、素早く滑り降りることが要求される。
 2人乗りで出場したトリノでは、小林さんたちは、スタートの方法や操縦技術、滑走時の姿勢など、タイム短縮のための人的な要素を中心に改良・強化を行ったという。
 目標は20位以内だったが、結果は29チーム中27位。「自分たちの普段持っている力以上の滑りはできたが、世界のチームと戦えなかった」と語るように、世界との力の差を見せつけられた。

五輪後、広い視野でボブスレーと向き合えるように

 トリノで世界との力の差を痛感した小林さんは、活動費なども考慮して1年間の休養後、競技活動を再開。がむしゃらに取り組んだ前回とは異なり、ボブスレーという競技を「道具と人間」の両側面から、より緻密に分析するようになったという。
 小林さんらは、体で感じる滑走時の挙動を分析。積極的にフィードバックを行うと同時に、そりの改良も重ねた。その結果、4人乗りでは今季ワールドカップ第6戦と第7戦でそれぞれポイントを重ね、見事バンクーバー五輪出場枠を獲得した。

いざ、バンクーバーへ

 「そりの改良も進み、世界と戦える材料が増えたので、本番が楽しみ」という小林さんたちにとって、ボブスレー競技が行われるウィスラー・スライディング・センターのコースが比較的新しく造られたコースであるということも好材料の一つ。
 小林さんは世界最高速といわれるこのコースについて、「新しいコースだけに各国ともまだ攻略法を十分に蓄積していない。そこにチャンスがある」と見る。
 「最高のものを最高の状態でそろえないと世界の強豪とは戦えない」と語る小林さん。1桁台の順位目標を達成するには、現地でのコンディショニング、事前の公式練習でのコース攻略が重要となる。
 小林さんは、2人乗りで20・21日に、4人乗りで26・27日(いずれも現地時間)に出場する。

 ガンバレ、小林竜一!ガンバレ、ニッポン!

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