臨床検査学科 臨床検査のスペシャリストに

臨床検査学科ニュース

PICK UP CONTENTS

学科概要

こんなひとに向いている学科です

  • 臨床検査技師になりたいひと
  • 顕微鏡を扱うのが好きなひと
  • 専門性を活かして
    活躍したいひと

学びのポイント

01. ニーズの高まる「臨床検査技師」に

臨床検査技師は、患者さんの身体や血液、尿などを検査する医療技術者。昨今はPCR検査をはじめ、病気の診断や治療などに必要な検査を行うこの職業への注目が高まっています。本学科では、病院や検査センター、臨床研究の現場で必要な検体検査、生体機能検査について学び、臨床検査技師国家試験の合格をめざします。

02. 臨地実習で、チーム医療を学ぶ

天理よろづ相談所病院における臨地実習では、3年次に16週を費やし、あらゆる部署を体験します。現場での検査や診療で威力を発揮する最新機器を目の当たりにしながら、経験を積んでいきます。また、チーム医療の一員としての自らの立ち位置を理解し、検査技術で貢献していくスペシャリストへと成長できます。

03. 卒業研究指導で、即戦力として成長

卒業研究は、担当教員や天理よろづ相談所病院所属の指導者の課題研究からテーマを選択して実施します。マンツーマン指導により、研究者としての基礎と、卒業後に即戦力として活躍するための素養が身につきます。多くの卒業生が医療施設、検査センター、試薬・機器の製造開発メーカーなど多様なフィールドで活躍しています。

学びを未来に活かすキャリア支援

臨床検査技師国家試験のサポート

臨床検査技師国家試験受験のための専門科目の単位認定を受け、卒業要件を満たした場合、毎年2月中旬に行われる「臨床検査技師国家試験」の受験資格を得ることができます。各学年に配置された専門科目の授業終了後、国家試験形式の模擬試験を実施し知識の整理を行います。また大学院進学サポートや、臨床工学技士と細胞検査士の資格も、在学中に該当科目を学内で取得し、卒業後に養成校にて1年間進学することで資格取得がめざせます。

4年間の学びの流れ

  • 1年次

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    専門共通科目で、基礎を固める

    大学で学ぶための基礎科目とともに、遺伝子の構造や働き、人体の構造や疾患の成り立ち、実験技術の演習や、尿・血液の検査法について学びます。

    代表的な授業

    ・基礎ゼミナール
    前半で大学での学びに必要な情報収集や自分の考えの表現・発表方法について学び、後半では天理よろづ相談所病院の医療現場との交流や見学・講義・実習を通して学習します。

  • 2年次

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    基礎知識とその応用、検査技術を修得

    臨床検査に応用されるさまざまな検査技術を学習し、実習で技術を身につけます。臨床検査専門科目の講義・実習科目が最も多い学年です。

    代表的な授業

    ・超音波検査学
    超音波検査やMRIなどの画像検査について学びます。生体機能情報を収集するための理論と手技などについて学び、医療現場の多様なニーズに対応する技術を身につけます。

  • 3年次

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    天理よろづ相談所病院での臨地実習へ

    3年次後期に「臨地実習前総合演習」において臨地実習前の技能習得到達度評価を受けた後、16週間にわたる臨地実習へ向かいます。

    代表的な授業

    ・臨床検査学臨地実習
    臨床検査専門科目に関係する天理よろづ相談所病院 臨床検査部の各検査室にて、2名1組で1部署につき1~2週間かけてローテーション実習を経験します。

  • 4年次

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    研究論文の作成+国家試験合格をめざす

    「臨床検査学研究」で、指導者から与えられたテーマへの研究に取り組み、論文を執筆します。臨床検査技師国家試験への合格をめざします。

就職実績・資格

主な就職先

天理よろづ相談所病院、田北病院、済生会中和病院、高の原中央病院、奈良県保健研究センター、多根総合病院、浜松医科大学附属病院、大坂旭こども病院、八尾徳洲会総合病院、松原徳洲会病院、ミナリスメディカル(株)、京都微生物研究所、(株)サンリツ、(株)近畿予防医学研究所、(株)メディック(順不同)

主な進学先

奈良県立医科大学・大学院(医学研究科)、京都保健衛生専門学校(臨床工学技士専攻科)(順不同)

取得可能な資格

  • 臨床検査技師国家試験受験資格

教員一覧

カリキュラム

カリキュラムツリー(PDF)

カリキュラムマップ(PDF)

教育ポリシー

  • アドミッション・ポリシー

    臨床検査学科の教育目標を達成するため、次のような人を求めています。
    ①臨床検査学のプロフェッショナリズムを持って行動できる能力を身につけたい人(行動)
    ②臨床検査学および周辺領域の専門知識・技術を身につけたい人(知識)
    ③良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につけたい人(態度・行動)
    ④医療チームの一員となり臨床検査学の専門性を発揮するための能力を身につけたい人(知識・技術)
    ⑤新しい検査技術を開発するために直面する課題を常に探究する態度を身につけたい人(態度)
    ⑥検査技術を用いて人々の健康維持に貢献できる資質を身につけたい人(行動)
    試験は、総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜、共通テスト利用選抜の各入試方式によるものとします。

  • カリキュラム・ポリシー

    医療人として必要な基礎をつくる「総合教育科目」、「総合教育科目」を発展させ各専門科目の基礎をつくる「専門共通科目」、そして「臨床検査学専門科目」を4年間通して学修できるよう体系的に配置しています。「総合教育科目」及び「専門共通科目」は、1年次から4年次まで適宜履修、「臨床検査学専門科目」も1年次から履修できます。これにより「総合教育科目」「専門共通科目」と「臨床検査学専門科目」を平行しながら学習できるカリキュラムを編成しています。
    また、3年次秋学期に開講する「臨地実習」に向けて、特に必要な「臨床検査学専門科目」を3年次春学期までにすべて履修します。

  • ディプロマ・ポリシー

    次のような知識や能力を備えた学生に学士(臨床検査学)の学位を授与します。
    ①臨床検査学のプロフェッショナリズムを持って行動できる(行動)
    ②臨床検査学および周辺領域の専門知識・技術を身につけている(知識)
    ③良好な人間関係を築くためのコミュニケーション能力を身につけている(態度・行動)
    ④医療チームの一員となり臨床検査学の専門性を発揮できる(知識・技術)
    ⑤新しい検査技術を開発するために、直面する課題を常に探究する態度を身につけている(態度)
    ⑥検査技術を用いて人々の健康維持に貢献できる資質を身につけている(行動)

医療学部

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