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考古学・民俗学研究コース

新着情報

2024.03.11
New【歴史文化学科】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に谷山正道元教授が寄稿しました。
2024.03.07
【歴史文化学科考古学・民俗学研究コース】東乗鞍古墳2024年発掘調査
2024.03.07
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】上海生活たより⑤ 中国国内旅行
2024.03.05
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】上海生活たより④  スマホ決済仲間入り
2024.01.24
【歴史文化学科】天理参考館のイベント「ムセイオンバトル」にて歴史文化学科の学生・教員が展示資料をプレゼンしました
2024.01.22
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】上海生活たより③ スマホ決済社会
2024.01.09
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】上海生活たより② 復旦大学邯鄲キャンパス
2024.01.05
【歴史文化学科】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に齊藤純教授が寄稿しました。
2023.10.31
【歴史文化学科】『月刊大和路ならら』の連載「新大和人物志」に藤井稔非常勤講師が寄稿しました。
2023.10.23
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】上海生活たより①(小田木治太郎)
2023.09.14
【教職員の新刊案内】小田木治太郎 教授が編集した『中国長城地帯青銅器文化遺物の研究 京都大学総合博物館収蔵資料編』が出版されました。
2023.09.11
【天理大学広報誌】広報誌『はばたき』53号を発行しました。
2023.08.03
【歴史文化学科】「歴史文化学科改組のポイント」を作成しました。
2023.07.20
【人文学部クロストーク&教員コラム】人文学部教員コラム4 文学研究の楽しみ 「亀仙人」の元ネタは『今昔物語集』!?
2023.07.10
【人文学部クロストーク&教員コラム】人文学部教員コラム3 なぜ歴史を学ぶのか? -歴史学の役割-
2023.07.06
【人文学部クロストーク&教員コラム】人文学部教員コラム2 地域活性化のヒントは戦国武将!?
2023.07.04
【人文学部クロストーク&教員コラム】聖書の地を掘る —イスラエルの発掘調査から—
2023.06.28
【歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース】天理大学などが発行した報告書にかんする桑原久男教授のコメントが『朝日新聞』朝刊・奈良版に掲載されました。
2023.06.20
【人文学部クロストーク&教員コラム】人文学部教員コラム1 「気づき」が社会をほんの少し変える
2023.06.13
【人文学部クロストーク&教員コラム】天理教史へのアプローチ —歴史学的視点がもたらすもの—

モノと人からアプローチする

考古学では、古墳、住居の跡といった遺跡、土器などの遺物を発掘します。民俗学では、祭りや年中行事など、昔からのしきたりや儀礼を観察し、言い伝えや民話を聞き取ります。こうして得られた資料を手がかりに、昔の人のふるまいや考え方、その特徴や移り変わりを知ろうとするのが考古学と民俗学です。
本研究コースでは、この2つの学問を連携させ、教育・研究を進めています。どちらの学問も、広い意味での歴史学と重なる部分がありますが、文字記録以外の資料を扱う点が際立った特徴です。考古学も民俗学も、フィールドワークを重んじ、歴史や文化を現地で体感する点が大きな魅力です。
 

コースの特徴

大学外に広がるフィールドワーク

教室の中だけでなく、大学の外に広がるフィールド(現場)も学びの場です。考古学実習や民俗学実習では教員と一緒に合宿しながら調査を行います。私たちのフィールドワークの場は、古代国家発祥の地であるとともに、現在でも特徴的な民俗伝統を色濃く残す奈良の地です。さらに日本各地にとどまらず、人類文明発祥の地である西アジアにまでおよびます。現場で実感しながら調査する経験は、大学ならではの学びの楽しさを与えてくれます。

文化遺産のエキスパートになる

近年、地方創生や観光・教育の場において、文化遺産の重要性が強調されています。けれども、文化遺産とはそもそも何でしょうか。考古学と民俗学の観点から、文化遺産の価値を見出し、守り、生かす理論と方法を学びます。

カリキュラム

「書かれなかった歴史」を明らかにする方法論

カリキュラムは、学問的知識を習得する「講義」、自らの関心に従い調査研究を企画・遂行する力を養う「演習」、調査研究のための具体的な技術を体得する「実習」から成り立っています。1年次には歴史学・考古学・民俗学の基礎的な講義科目、および「歴史文化基礎演習」を通じて自分の適性を知り、研究コースを選択します。
2年次以降は、多彩な考古学・民俗学の講義科目から、自らの関心に従い選択し、受講することができます。合わせて「考古学実習」「民俗学実習」を通じてフィールドワークの技術、「考古学・民俗学基礎演習」(2年次)、「考古学・民俗学課題演習」(3年次)を通じて課題設定、情報収集、分析の力を養います。
4年生になると、考古学もしくは、民俗学に関するテーマを自分で決めて、教員の個別指導のもと研究をすすめて卒業論文を執筆します。

多彩な講義科目

考古学および民俗学の教員が複数います。過去から現代まで深く広く探ることが可能な学習環境を用意していることが他の大学にはない特徴です。考古学もしくは民俗学のどちらかを学びながら、専門性を深めていきます(両方について学ぶことも可能です)。考古学では、旧石器時代から近世までの各時代について学ぶことができます。文化財探査や保存科学などの科学的な研究手法を身に付けることも可能です。民俗学では、祭りや民話などの無形文化から、家や食事などの暮らしにかかわる生活文化まで幅広く学習できます。

民俗学実習

フィールドワークを行う上で必要な基礎知識と調査技術を習得します。民俗芸能の見学や地域の人々へのインタビューを通して、特定の地域を対象に調査を実施。長期休暇を利用して合宿調査も行います。

考古学実習

機器を使った遺跡の測量や出土遺物の取り扱い、記録の仕方など、遺跡調査に必要な知識と技術を実践的に学びます。学外実習では、合宿形式で発掘調査の進め方について総合的に体験します。

教員紹介

小田木 治太郎 教授 / 中国の農耕文化と遊牧文化の考古学、古墳群の展開とその基盤  

桑原 久男 教授 / 先史・古代文化の比較考古学的研究

齋藤 純 教授 / 民具の研究、民間説話の研究

橋本 英将 教授 / 古墳時代・飛鳥時代の考古学、西アジア鉄器時代の考古学

松岡 薫 講師 / 民俗芸能研究、祭礼文化の研究

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