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 【歴史文化学科 歴史学研究コース】

観察・想像から感動へ (『史文』23号「歴史学の窓から」)

歴史文化学科歴史学研究コースで発行している『史文』23号に、2020年3月に卒業した道端祐介さんが一文を寄せてくれました。HPに転載させていただきます。

観察・想像から感動へ                              道 端 祐 介 

私は現在、大阪府の公立中学校で常勤講師として勤務しています。私の夢は、中学生の頃から社会科の教員になることでした。そのため、高等学校も教員育成コースのある学校に進学しました。その高校でお世話になった進路指導の先生に勧めていただき、天理大学について調べるようになりました。そこで歴史をより深く専門的に学び、教員を目指すことができると確信し、天理大学への受験を決めました。天理大学では、少人数での授業が多く、先生方の熱心な指導を受けることができました。「生徒に歴史を詳しく語れるようになりたい」という思いから、大学では、史料の読み方や史料を基に正しく理解することの大切さを学びました。その経験は、教科書にはない小話や裏話をすることにより、生徒の興味や関心を引く授業をつくる上で活かすことができていると感じています。

現在、有難いことに担任も持たせていただいており、さらには学年をまたいで社会科の授業をさせていただいております。教員の仕事の大変さは、教育実習で学んだつもりでいましたが、それをはるかに上回る仕事量があります。また、企業などのように研修期間などはなく、赴任したその日から即戦力として、1人の教員として働くことになります。思い描いた教師像や計画していた授業のように、思い通りにはいかないことばかりで、悩み・苦しみながらもたくさんの人々に支えられ何とか日々を過ごしています。

私は、学生時代から教員を志しておりましたが、学校でのボランティア活動や塾講師・家庭教師などの経験は一切ありません。もちろんそのような経験があれば、生徒とのかかわり方など、もっといろんな勉強ができていたんだろうなと思うことはありますが、後悔をしているということはありません。呼びベルのない飲食店でのアルバイトで、「観察→想像→気づき→行動→感動」が大切だと教わりました。心からの「ありがとう」をいただくためには、相手をよく観察し、視覚的な情報だけでなく、そこに想像力も働かせることで、より確かな気づきを得ることができる。それによって得た気づきを実際に行動に変えることが大切だということです。この経験から得た、観察力・考える力が自分の武器になっていると感じています。

私のつたない経験ですが、教育学部や教職関連のアルバイトをすることが教員への近道ではないと考えています。自分のための時間を確保できるのは学生時代しかないと思います。そこで、様々なことに挑戦し、自分がやりたいこと、なりたいものを常に大切にしていれば、そのすべてが自分にとってプラスなものになると思います。ぜひたくさんの挑戦から、多くのことを経験し、自分の可能性を広げられるような大学生活を送ってください。応援しています。

 

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