桑原久男教授が「山の辺の文化遺産と歴史まちづくり」と題して講演

5月24日、文学部考古学・民俗学専攻の桑原久男教授が、天理市文化センターにて開催された山の辺文化会議総会にて、記念講演を行った。 講演のタイトルは「山の辺の文化遺産と歴史まちづくり」。天理大学の所在する天理市は、まさに、文化遺産都市であり、同時に、「古都」としての側面も持っていることをまず確認。今の時代、この地域に伝えられてきた貴重な文化遺産と歴史的環境を活かしたまちづくりが強く求められていることを述べ、参加した多くの市民の関心を惹いた。

考古学・民俗学専攻では、教員・学生ともども、大学近辺に所在する文化遺産や歴史的な環境を大学教育や学問的な研究に活かすと同時に、それらをどのように現在に活かし、将来に伝えてゆくかという現代的な課題についても、ひきつづき考察を深めてゆきたいと考えている。
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- 歴史文化学科考古学・民俗学専攻
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