「習い事のピアノと、中国語の勉強を両立しています」。
中国語を専攻する、紀本さん。ピアノと語学は関係がなさそうに見えて、実は共通点や生まれる相乗効果もあるそうです。
中国語を学ぼうと思ったきっかけは?
何か語学に挑戦したいと思っていた時に、中国語を生で聞く機会があり発音に魅力を感じたことがきっかけです。少人数制で先生との距離が近いところに魅力を感じて、天理大学を選びました。
ピアノを続けて良かったことは?
ピアノを弾くことで耳が鍛えられ、中国語の発音練習に活かすことができました。また音楽は世界共通ですし、中国語も世界共通言語なので、国境を超えて幅広く交流できるところに共通点があると感じます。
あなたに影響を与えた「CONNECT(つながり)」は?
高校の恩師と、吹奏楽部の仲間です。人数が少ない部で苦労もありましたが、周りの人に頼ったり相談したりしながら取り組むことの大事さに気づけました。
「天理大学の中国語学科は少人数制なので、例えばスピーチコンテスト出場などに際しては、先生から個別レッスンを受けられる機会もあります」。
紀本さんは、2024年の「第41回全日本中国語スピーチコンテスト全国大会 朗読部門(大学生・大学院生の部)」では見事最優秀賞を獲得しています。授業はもちろん、情報ライブラリーなどで自習を重ねながら、語学力に磨きをかけているそうです。
中国語を学ぶと、どんなキャリアに役立つ?
中国語のニーズは高まっており、特に日本国内では観光業界での需要が高まっていると感じます。
キャリアに関する授業で、印象に残っているものは?
「ビジネス中国語」や「通訳」の授業で、実際にその分野で働いている先生から学べるのが楽しかったです。現場で活躍する方からお話を聞けたことで将来へのイメージや選択肢が広がりました。
最後に、将来の目標について教えてください。
私の夢は、台湾の語学実習で出会った現地の友達を、日本で案内することです。当時は簡単な中国語しか話せませんでしたが、今ではもっと自由に会話ができるようになっています。日本文化や料理を紹介して楽しんでもらえたらと思っています。
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