留学先の台湾で、剣道部に飛び込んで。スポーツを通じた交流で磨いた語学力。

国際学部 外国語学科
中国語専攻 3年次生

東 亜紗乃さん

※学生の学部学科専攻等の所属表記は入学当時の名称となります。
※学年は、2024年3月時点での情報です。

「高校1年生のとき、同じ高校に通う中国人留学生が話す中国語を耳にしたんです。そのとき中国語の滑らかで美しい発音に感動したことが、中国に興味を持った最初のきっかけです」。

中国語の勉強に熱心に励む東さん。3年生のときには台湾に留学し、語学のほかにあるスポーツにも取り組みました。

留学中に熱中したことは?

台湾に留学して、運動不足解消のために昔習ったことのある剣道を再開しようと思って。学校での部活動だけでなく、地域の道場からもお誘いを受け、練習だけでなく試合にも参加させていただきました。

剣道を通じてどんな交流ができた?

部活動を通じて台湾人の友達が増え、語学や台湾文化についてたくさん教えてもらいました。道場の稽古に参加させていただいたことで、他大学の学生さんやOBOG、さらには社会人の剣道愛好家の方々と交流する機会も多くあり、剣道のおかげで、普通の留学ではできない貴重な経験ができました。

「台湾では、現地で長く剣道に取り組む方の礼儀正しさに驚かされました。剣道の技術だけでなく、日本生まれの礼儀作法が海外にまで伝わっていることをとてもうれしく思いました」。

東さんは剣道を通じ、スポーツで国際交流をすることの素晴らしさを実感したそうです。もちろん、大変なこともあったとのこと。

どんなことに苦労した?

留学当初は中国語を聞き取ることも、話すこともできなくて。剣道部には日本語が少し話せる部員がいたため、実はそれに甘えて日本語しか使わないときもあったんです。でもあるときから急に自分の中国語力が上がったことを実感し、自分から中国語を使って部員に話しかけられるようになりました。留学期間の後半では、日本人の方から通訳として頼りにされることも増えて、自信がつきました。

天理大学を選んで良かったことは?

少人数制のクラスと親身な先生方です。大好きな中国語を天理大学の先生たちから教わることができて、とても幸せな大学生活を過ごせています。

最後に今後の目標を教えてください。

多文化共生先進国の台湾に留学したことでいろんな価値観に触れることができ、視野が大きく広がりました。卒業後は留学での貴重な経験を活かして、多文化共生社会になりつつある日本で、外国から来られた方々と日本人の架け橋になれるように頑張りたいと思います。

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