大切なのは、どんなときも相手を思いやる気持ち。小児科病棟のボランティアで学んだこと。

医療学部 看護学科
4年次生

尾上 秋香さん

※学年は、2024年3月時点での情報です。

「看護師をめざしながら、『HiThu-s(はいちゅーず)』というボランティアサークルでの活動に取り組んでいます」。

看護学科の尾上さんは、ボランティアサークルで部長を務め、天理よろづ相談所病院の小児病棟に入院する子どもたちへの遊びの環境整備や学習支援を行ってきました。

活動から学んだことは?

学内だけでなく地域のさまざまな方と交流しながら、年齢に関係なく全員で協力して物事を成し遂げることの喜びを実感しました。

やりがいを感じた瞬間は?

「ありがとう」と感謝の言葉をいただく瞬間が一番印象に残っています。特に自分の作成した作品が小児病棟に飾られ、入院する子どもの病院への恐怖心を和らげることに貢献できたと感じたときはとてもうれしかったです。仲間たちと協力して案を出し合いながら、他者のために行動できたのは貴重な経験になりました。

「自分が辛いときでも、周りへの思いやりを忘れないように心がけています。落ち込んだときはひとまず思いっきり泣いて、それから友人に相談するようにしています」。

普段から大切にするモットーとして、周囲への気遣いについて話す尾上さん。看護学科の好きなところは、距離感の近さだそうです。

現在の学科を選んで良かった点は?

学科の先生方に支えてもらいながら楽しく看護を学ぶことができた点です。親元を離れ、寮生活を送ったことで、自立し一人で行動できるように成長したことを日々感じました。

今の世界には、何が足りないと思う?

話し合いが足りないと思います。思いやりの気持ちを持つこと、相手のことを知ろうとする気持ちが大切だと感じます。

最後に、将来の夢や目標を教えてください。

将来は看護師として、一人ひとりの患者さんに寄り添うことができるようになるのが目標です。音楽が好きなので、プライベートではバンドを組んで音楽を楽しみたいです。結婚して育児と仕事を両立することも目標です。

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