天理大学看護学生による「健康講座」を開催 地域課題をもとに学生が企画・運営 健康教育を実践的に学ぶ 2026.08.07 天理大学サテライトキャンパス医療学部看護学科受験生の方へ受験生の保護者・高校教職員の方へ企業・一般の方へ

天理大学医療学部看護学科は、7月30日・31日の2日間、天理駅前サテライトキャンパスにおいて、地域住民を対象とした「健康講座」を開催しました。

本講座は、「地域健康教育実習」の授業の一環として実施され、5~7月に4年次生が実施した「健康ほっとサロン」に続いて、今回は、看護学科2年次生が企画から準備、運営まで主体的に取り組みました。

学生たちは、公的統計や文献の調査に加え、「天理市の運動習慣」などをテーマに地域インタビューを実施。地域住民の健康課題を分析し、その結果をもとに「睡眠」「食事・栄養」「運動」などをテーマとした12種類の健康教育プログラムを作成しました。

講座開催に向けて、ロールプレイングや会場でのリハーサルを繰り返し行い、スライドの見せ方や説明方法、参加者への声掛けなどを学生同士で検討しながら改善を重ね、本番に臨みました。

身近な健康課題をテーマに分かりやすく発信

1日目は、「朝ごはんを食べよう!」「睡眠の質向上」「見直そう!あなたのからだが喜ぶ栄養素」「『ちょっと動く』が、元気の秘訣!」「認知症予防に最適!あなただけの献立作り」など、食事・睡眠・運動を中心とした幅広いテーマで講座を実施しました。

イラストやグラフを活用しながら分かりやすく解説し、講座の最後には○×クイズによる理解度チェックを行うなど、参加者が楽しみながら学べる工夫を取り入れました。

2日目は、「がんを知って、がんを防ぐ」「今日のご飯が未来の元気!~五大栄養素編~」「座って5分!脳トレ×簡単エクササイズ」「運動して睡眠の質をあげよう!~楽しくイチョウ体操~」をテーマに実施。

学生は、がん検診の受診方法や費用、自宅で無理なく続けられる運動のポイントなどを丁寧に紹介し、参加者との対話を交えながら健康づくりへの理解を深めました。

地域との交流を通して看護職としての役割を学ぶ

今回の健康講座を通して、学生たちは地域住民との交流を重ねる中で、一人ひとりの健康観や生活背景を理解する視点を養い、健康教育を実践する看護職としての役割を体験的に学びました。
また、企画内容を何度も見直し改善を重ねることで、生活者の立場に立って考える力を培う貴重な学びの機会となりました。

天理大学看護学科では、今後も地域に開かれた実践的な学びを通して、学生の学びを社会へ還元するとともに、地域とのつながりを一層深めていきます。

担当教員コメント

「地域健康教育実習」科目責任 看護学科 江南 宣子教授
学生が地域の皆さまの声に直接耳を傾け、その思いをもとに企画・実践した健康講座は、看護師を目指す学生にとって大変貴重な学びの機会となりました。地域のニーズを知り、市民の皆さまと交流しながら健康づくりを支援する経験は、看護専門職としての役割や責任を考えるきっかけとなっています。
この実践には、天理市健康推進課をはじめ、天理本通り商店街やコフフン管理事務所など、多くの皆さまのご理解とご協力に支えられて実現しています。地域の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
当日は厳しい暑さにもかかわらず、多くの市民の皆さまに各講座へご参加いただき、学生に温かい声援をお寄せいただきました。今回の経験を大切にし、「地域健康教育実習」として今後も継続していけるよう努めてまいりたいと思います。

参加者コメント

  • 学生の説明がとても分かりやすく、元気いっぱいの話し方にこちらも力をもらいました。食事のポイントも教えてくれたので、家でも試してみたいと思います。
  • がんのお話を聞きたくて参加しましたが、ほかの内容もとても良かったです。ゲームや体操で体を動かす時間も楽しく過ごせました。
  • 眠れない理由ばかり考えてイライラしていましたが、今日の話を聞いて、原因よりも眠るためにできることに取り組んでみようという気持ちになりました。
  • こうした取り組みをもっと頻繁に開催してほしいです。

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