8月9日に、天理大学は「高校生プレゼン大会! 天理大学があなたの挑戦をサポートします」をテーマに、2025年度第4回目のオープンキャンパスを開催しました。
国文学国語学科では天理図書館の講堂に移動して、学科紹介と、大谷 歩講師による体験授業「『万葉集』をフィールドワークしよう!」とをおこないました。
体験授業では、『万葉集』の歌をいくつか取りあげて、そこに詠みまれた状景と実際の地理とを比較しながら、作品の解釈をさぐりました。フィールドワークをつうじて、古代の歌人たちがみた風景を確認することの大切さがよくわかりました。

後半の学生によるプレゼンテーションでは、上代文学の授業を受講した3年次生が大和三山をめぐるあらたな視点による歌の解釈を披露してくれました。

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つぎのオープンキャンパスは8月24日に天理駅前サテライトキャンパスで開催します。国文学国語学科では、学科紹介と、江戸時代の和本や明治の文豪の自筆原稿を読んだり、方言の意味を考えたりするワークショップとをおこないます。
教員一同、みなさまのお越しをお待ちしております。
(人文学部国文学国語学科教授 西野由紀)