2024年度の活動④のつづき、今回が最終回です。
3 月 16 日~17 滋賀文学踏査
4 年生の卒業旅行をかねて、1 泊 2 日で琵琶湖の南西部を中心にめぐりました。滋賀(近江)は、飛鳥時代の天智天皇の時に近江大津宮が置かれ、『万葉集』では旧都として歌に詠まれています。
初日は、柿本人麻呂が歌に詠んだ唐崎の地にある唐崎神社、大津宮の遺構が見つかっている錦織遺跡、飛鳥時代創建とされる三井寺(園城寺)、大津市歴史博物館など、たくさんの場所をめぐりました。
昼からはあいにくの雨模様でしたが、最初に訪れた唐崎神社の境内からは琵琶湖と対岸の山々を見渡すことができました。



「萬葉輪講」は、学生主体のゼミです。自分たちで行きたい場所を探し、自ら調査することで、本物の知識が身につきます。
また、勉強は学生の時にだけするものではありません。特に、文学は一生涯かけて考えを深めていく学問です。ですので、「萬葉輪講」は OB・OG の参加も大歓迎です!
生涯探究したくなる学びを、天理大学で見つけてください。
(人文学部国文学国語学科 大谷 歩)