2024年度の活動、①のつづきです。
6月22日 兵庫文学踏査
この回は1年生2名と4年生2名が参加。この回は1年生の希望で実施しました。「上代文学講読1」という授業では、『万葉集』にゆかりのある土地を調査し、プレゼンテーションする課題があります。1年生の課題の調査に、教員と先輩たちも同行しました。(リクエストがあれば、教員も授業課題の調査に喜んでお付き合いします!)
はじめに、明石市にある柿本神社で、和歌の神様である柿本人麻呂にお参り。人麻呂も見たであろう明石の海の風景をみんなで味わいました。

次に、瀬戸内海沿岸の名所として古代から著名であった敏馬(みぬめ)の地域を見学。敏馬神社を訪れました。
最後に、神戸市にある西求女塚古墳・処女塚古墳・東求女塚古墳を見学しました。この古墳は、『万葉集』や『大和物語』などに載る莵原処女(うないおとめ)の悲恋伝説にゆかりがあります。

関西圏には、上代文学にゆかりのある土地がまだまだたくさんあります。
③につづきます。
(人文学部国文学国語学科 大谷 歩)