天理大学と包括連携協定を結んでいる田原本町が、介護予防事業「ヘルスケアプロジェクト」に参加する住民を対象に、11月24日、同町の唐古・鍵遺跡史跡公園で、「ノルディック・ウォーキング」体験会を開催しました。
この体験会には、本学体育学部の中谷敏昭教授と中谷ゼミの学生2名が指導と補助にあたることとなりました。
「ノルディック・ウォーキング」は、2本のポールを持って歩くことで通常のウォーキングに比べて運動量を10~15%増やすことができます。今回の体験会には、36名が参加。家族連れで賑わう公園で、インストラクターの指導のもと園内の芝生を歩き「ノルディック・ウォーキング」を体験しました。
桜井市のインストラクターや中谷教授は参加者たちに「前を見て背筋を伸ばして歩く」ことや「ポールで押す感覚を持つ」といった効果的な歩き方を丁寧に説明しました。参加者らは、正しいノルディック・ウォーキングを学びつつ、清々しい空気の中で健康増進の活動を大いに楽しみました。
この体験会は、「私立大学研究ブランディング事業」(文部科学省)に採択された本学の事業「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」の流れを汲む活動として展開されているもので、今後も天理市周辺地域の住民が豊かで充実したスポーツライフを享受できるよう、様々なスポーツの機会を提供していきます。
体験会に参加した学生
・大原沙智(体育学科4年・草津東)
・藤原 尊(体育学科4年・桃山学院)