2024年11月13日、本学外国語学科にて1年次生対象の「ボキャブラリーコンテスト」が開催されました。これは、本学科の多言語構成という特色を生かし、各言語コースに所属する学生が共通の語彙を覚えて実力を試す企画です。今回のコンテストには、タイ・インドネシア・フランス・ロシア・スペイン語コースの学生が参加しました。
まずコンテスト準備として、1か月半前に約100語の語彙リストが配布されました。学生たちは切磋琢磨しながら予習に励みました。時には他の外国語にも興味を示す場面が見られるなど、本学科ならではの多言語間の交流が生まれのたは大きな収穫です。またネイティブ教員が作成した動画教材も提供され、学生たちは通学やアルバイトの合間に視聴し、発音確認や書き取りの練習など自主学習に役立てました。
当日は50問テストが用意されました。コンテスト方法は、4人1組となり仲間と協力して得点を競う団体戦形式。20分程度の解答時間の後、各言語の教員が採点、集計し、結果発表が行われました。まず全員に参加賞としてクオカードが贈られると、テストを終えてほっとした学生たちの顔が笑顔に。そして、満点の50点を獲得した2名には「満点賞」、チーム賞に輝いたメンバーにお菓子の詰め合わせが授与されました。
アンケートより学生の声を紹介します:
「楽しかった」「チームで協力する感じがいい」「足を引っ張ってしまうので個人戦が良い」「モチベーションが上がる」「動画や単語用紙で勉強が充実した。定期的に動画をアップしてほしい」「多言語の勉強に役立った」「授業でまだ習ってない単語などをたくさん覚えることができたので、すごくよかった」「また開催してほしい」。
以上のように、真剣さと楽しさが共存する素晴らしいイベントとなりました。本外国語学科では少人数制の利点を生かし、今後も学生と教員の密なコミュニケーションを通じて、多言語学習者が交流し連帯感を高める機会を提供してまいります。学生のみなさんからのアイデアも随時募集しています。ぜひ様々な声をお寄せください。
(国際学部外国語学科准教授 橋本和美)