9月24日(火)午後4時半より、情報ライブラリー2階のUテラスにて外務省在外公館派遣員制度の説明会が開催されました。在外公館派遣員制度は、外務省から委託を受けた国際交流サービス協会が運営するプログラムで、派遣員は世界各国の日本大使館や総領事館などで約2年間、外国語を用いながら事務補助などを担当し、任地と日本をつなぐ役割を果たします。
これまでに本学からは58名の派遣員が輩出され、国際的に活躍しています。今回の説明会では、国際交流サービス協会の大川紀子氏を講師に迎え、制度の概要や応募方法、実際の業務内容について詳細な説明が行われました。参加した学生たちは熱心にメモを取りながら、制度の理解を深めていました。
その後、オンラインで参加した本学卒業生で在外公館派遣員経験者である清水栄一氏が、自身の経験を基に講演を行いました。清水氏は2013年から2016年まで在韓国大使館で派遣員として勤務し、その後外務省に入省。現在は在韓国大使館で二等書記官として活躍しており、派遣員時代のエピソードなどについて語りました。清水氏は「やりたいことがあるなら、まずチャレンジしてみてほしい。できるかどうか迷って立ち止まるよりも、とにかく挑戦してみることが大切だ」とのメッセージを参加者に伝え、学生たちは真剣な表情でその言葉に耳を傾けていました。
この説明会は、学生たちが国際舞台でのキャリアを視野に入れるきっかけとなる貴重な機会となりました。