【授業紹介:小児看護方法論*救急蘇生・異物除去】 2024.07.05 医療学部看護学科 # 看護学科# 授業紹介

 看護学科3年生は、2024年7月4日 3,4限に天理よろづ相談所病院から小児救急看護認定看護師の田中英行副看護師長様を非常勤講師としてお招きし「救急における小児と家族の看護」をご講義いただきました。そのあと「救急蘇生・異物除去」の演習を行いました。

小児で起こりやすい事故と虐待に関連した講義を聴講し、小児の一次救命処置(Pediatric Basic Life Support:PBLS)の、演習に入りました。

 

田中英行先生から何度も学生に伝えられたメッセージは、

「今後の学生がどのような立場で子どもの救急蘇生の場面に立ち会うか。その立場によって責任の重さが変わる。1年目の看護師であっても適切な蘇生が行えないと、責任問題になる。子どもの未来を閉ざさないためにも適切な判断と対応が必要である。」ということでした。

 

子どもの「命」を助けるという強い思いをもって、実践することができました。

 異物除去にも挑戦しました。

 

2人いた場合の救急蘇生法です。

バックバルブマスクというものを用いて、人工換気を行いながら胸骨圧迫をします。

異物を気道に詰まらせた子どもの体格に合わせて、除去する方法を練習します。

180分では、完全にマスターするのは難しいけれど、この日学んだ方法で子どもたちを救える看護師になってほしいです。

(執筆者:笹谷絵里 講師)

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