『グローカル新書』発行-14.伝道宗教による異文化接触 —天理教コンゴ伝道を通じて— 2013.04.01 関連施設附属おやさと研究所刊行物グローカル新書

森 洋明(おやさと研究所准教授) 2013年3月26日発行

はじめに
 
第一部:異文化伝道のキーワード
第一章:異なる文化との接触
 文化とは?
 異文化接触による文化の変容プロセス
 コンゴブラザビル教会に見る文化的変容例
 異文化相互理解

第二章:ステレオタイプの影響
 「アフリカ」から抱くイメージ
 「日本人」から抱くイメージ
 伝道におけるステレオタイプの影響

第三章:貧富の格差
 国際社会における貧富の格差
 相対的貧困
 「直会信者」
 さまざまな職業
 南北の壁
 グローバル化の壁

第四章:言葉と伝道
 伝道における言葉の必要性
 言葉の役割
 コンゴ言語事情
 現地語の問題
 言葉を通じて意味世界へ
 言葉と心象
 言葉の意味
 翻訳出版物
 教えの伝達
 文字文化と口頭文化

第五章:現地化への課題
 ハッピの役割
 「本物性」
 入信とは?

第二部:コンゴ伝道に見る異文化接触
第六章:現地人の会長誕生
 ノソンガ・アルフォンス氏
 ノソンガ氏四代会長就任
 コンゴブラザビル出張所の設置
 会長(Chef)の権限

第七章:視点の相違
 ノソンガ会長との話し合い
 コンゴブラザビル出張所長の交代
 「人質」事件
 日本人不在の教会

第八章:政情不安と世代交代
 複数政党制から部族闘争へ
 政治・経済の混乱の中で
 世代交代
 内戦の中で
 戦闘を逃れて
 教会復興に向けて

むすび

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