9/9 オープンキャンパス(医療学部) 2023.09.20 医療学部看護学科臨床検査学科オープンキャンパス # オープンキャンパス

9月9日(土曜日)別所キャンパスにて、医療学部のオープンキャンパスが開催されました。看護学科および臨床検査学科への参加者は、それぞれ高校生21名および9名でした。

オープンキャンパス受付
キャンパス探検

今回の看護学科体験学習では、3つの部屋で、「作ってみよう!介護に役立つ簡単グッズ」、「プチ♡ナース体験をしょう」、「高齢者体験~昔の遊びに挑戦~」がありました。

その中で、高齢者体験の参加者は、高校生17名、同伴者3名でした。

高齢者体験は、年を重ねることで変化する見え方、聞こえ方、手で触れた感覚を疑似体験しつつ、昔遊びを楽しむものです。手に軍手をつけ、耳栓をし、薄い黄色のレンズ付きゴーグルをつけての体験です。日ごろ何気なくやっていることですが、「え!高齢者ってこんなに不自由なの?」ということを実感します。

特に、利き手に軍手を2枚つけると、手紙を書いたり、小さな豆を箸でつまんだりが、なかなか難しい。ただ、これが結構はまるのです!周りの声を気にしないほど集中している姿もありました。

高齢者は不自由だから手伝ってあげる方がいいの?いえいえ、集中して自分でやっている時は“邪魔せず、そーっと優しく見守る!” そんなボランティア学生の姿がありました。

そして、高校生とボランティア学生が一緒にコマを回し、看護学生の生々しい体験談(?)に高校生が真剣に聞き入り、和やかな時間をともに過ごしました。大学に入学してからの生活や試験などについて、質問が多かったようでした。

ボランティア学生の「看護師への道は、正直に言ってしんどい。けれど、自分の成長につながる!!!」という素敵な言葉がありました。看護師への道の醍醐味が、少しでも伝わったようでしたら嬉しく思います。

ボランティアとして参加した学生のコメント

看護学科4回生 宮﨑唯
私は今回のオープンキャンパスでは、学校案内と在宅の体験ブースで高校生の方と関わらせていただきました。
進路のことや大学生活のことはどうなのか、実習や学校の雰囲気などたくさんのお話をさせていただき、楽しい時間を過ごすことができたと思います。
私は4回生で今回参加していただいた方とは、一緒に学生生活を送ることはできませんが、実習などで会えることを楽しみにしています。

看護学科4回生 尾上秋香
オープンキャンパスに来てくださった方々とたくさんお話をさせて頂き、大学生活への楽しみや不安、看護師を目指そうと思ったきっかけなどを様々なお話を聞くことができました。特に実習に対する不安を持っている方が多かったですが、友達と励ましあい、先生に支えてもらいながらきっと乗り越えられます。大学生活では大変なことだけでなく、新たな出会いや学びなど楽しいこともたくさんあるので、ぜひ天理大学の看護学科に来てくれたら嬉しいです。

作ってみよう!介護に役立つ簡単グッズ
プチナース体験
高機能シミュレーターを使った体験

今回の臨床検査学科体験学習では、「PCR体験!自身の手で遺伝子を操ってみよう」ということで、近年新型コロナウイルス感染症の検査として注目されていたPCR検査を体験してもらいました。この検査は、臨床検査技師が行っているということで、臨床検査技師にも注目が集まるきっかけにもなった検査です。

では、PCR検査とはいかなる検査なのかを説明するのは難しいです。そこで、検体として使用する鼻腔拭い液の採取方法からPCR検査の試薬分注、PCR装置の操作と、一連の検査の流れを体験してもらいました。

また、1回生のボランティア学生は、参加してくれた高校生の同伴者の方々との会話に盛り上がっていたようです。

ボランティアとして参加した学生のコメント

臨床検査学科4回生 榎本高晃
オープンキャンパスでは、体験学習のお手伝いをさせていただきました。高校生の皆さんに新型コロナウイルスで注目されたPCR検査法を教えたり、検査前での自身を守る個人防護具の装着、検体採取の方法を実際に体験してもらいしました。高校生の皆さんとは体験学習の内容をはじめ、大学の授業や部活動、臨床検査技師の業務などを聞かれ、楽しく会話ができたと思います。これを機に、本学に興味を持っていただければ幸いです。

PCR検査体験
鼻腔拭い液の採取方法を体験
ボランティア学生は同伴者の方々と談笑

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