田原本町との包括連携協定に基づくノルディック・ウォーキング体験会を開催 2023.10.26 体育学部社会連携地域・企業との連携私立大学研究ブランディング事業 # 社会連携

本学と包括連携協定を結ぶ田原本町の「ヘルスケアプロジェクト事業」参加住民を対象に、10月22日、同町の唐古・鍵遺跡史跡公園で、フォロー事業として「ノルディック・ウォーキング」体験会が開催されました。

この日、午前と午後の2回開催された体験会は、本学体育学部の中谷敏昭教授が企画し、同町のヘルスケアプロジェクト事業を担当するインストラクターと共に指導にあたりました。また補助として、本学の金子竜大助教と体育学研究科大学院生の2名も協力しました。

「ノルディック・ウォーキング」は、通常のウォーキングに比べて2本のポールを持って歩くことで肩関節周辺や腕の筋肉を使うことでエネルギー消費量が増加し、歩幅や歩行速度も上がります。一方で、ポールを使用することで着地時の脚への衝撃を分散し、膝への負担も減るなど、メリットも多くあることから、最近では、街中でも「ノルディック・ウォーキング」で歩く人が増加しています。

体験会には、44名が参加。多くの家族連れで賑わう公園で、インストラクターの指導のもと、ウォーキングコースや芝生を歩き、和気藹々とした雰囲気の中で「ノルディック・ウォーキング」を楽しみました。

参加者らは、企画・指導にあたった天理市・桜井市のインストラクターや中谷教授から、「足のローリングをしっかり使う」「背筋を伸ばして前を見て歩く」といった効果的な歩き方の説明を聞き、そのコツがつかめるように指導を受けながらノルディック・ウォーキングの楽しさに触れることができました。参加者からは、「大変楽しかった」「このような機会をもっと増やしてほしい」といった声が寄せられました。

この体験会は、「私立大学研究ブランディング事業」(文部科学省)に採択された本学の事業「天理大学スポーツブランドを活かした地域のスポーツ・運動・健康づくり研究拠点の形成」の流れを汲む活動として展開され、今後も天理市周辺地域の住民に対して充実したスポーツライフを提供できるよう続けていきます。

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