外国語学科(2023年度改組前の学科・専攻) 韓国・朝鮮語専攻
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2024年4月に改組された韓国・朝鮮語学科の情報について
天理大学は、学部学科の再編によって、2024年4月から人文学部、国際学部、体育学部、医療学部の4学部体制に生まれ変わりました。
韓国・朝鮮語専攻の特色
日本で最も古くから!
1925年、日本で唯一の韓国・朝鮮学専門教育研究機関として天理外国語学校朝鮮語部が誕生。以来100年近くにわたって日本の韓国・朝鮮語教育の発展に大きな役割を果たしてきました。
その歴史と実績を受け継ぐ本専攻では、効率的な独自カリキュラムをもとに「読む・書く・聞く・話す」能力を着実に高め、高度なコミュニケーション能力を身に付けることができます。
韓国・朝鮮語ってどんな言葉?
地球上には韓国・朝鮮語を話す人が、8000万人以上いるといわれます。世界の様々な言語のなかでも、第10位に入ろうかという人数です。15世紀につくられた独自の文字、「ハングル」を見たことがある人も多いことでしょう。
日本語とは、語彙や語順に共通点が多く、日本語を母語とする人々にとって、もっとも親しみやすい外国語の一つです。
全員が韓国へ!
毎年夏に開講される「海外語学実習」では、本専攻の全2年次生が、約3週間にわたり、現地韓国で過ごします。ソウル市内の大学で言葉が学べるだけでなく、多様な文化体験プログラムや現地の人々との交流を通して、「韓国の今」に対する理解を深めていくことができます。
交換留学、認定留学など、留学制度も充実。韓国に三つある協定校と毎年相互に留学生を派遣し、地に足の着いた本当の交流が進んでいます。
韓国・朝鮮語専攻の教育目標
- 伝統ある天理大学の韓国・朝鮮語教育プログラムにもとづき、実践的な韓国・朝鮮語の運用能力を養成します。
- 国・朝鮮地域の歴史や文化に関する体系的な知識を身につけ、自ら研究する能力を養成します。
- 自国の文化や自分自身を相対化して理解する能力を養成します。
受け入れ方針と養成する人材像
本専攻では、
- 高度な韓国・朝鮮語コミュニケーション能力を身につけ、日本と韓国・朝鮮地域との架け橋になりたい人
- 韓国・朝鮮語や韓国・朝鮮地域の歴史・社会・文化・文学などに関心がある人
- 韓国・朝鮮語の教員になりたい人、また韓国・朝鮮学の研究者になりたい人
を求め、4年間を通じて
- 韓国・朝鮮語の実践的な運用能力と、韓国・朝鮮文化に対する体系的な知識をもって、国内外の諸分野で活躍できる人材
- 韓国・朝鮮語の教員として後進を育てることのできる人材
- 韓国・朝鮮学の研究者を目指して国内外の大学院に進学・留学する人材
に育てます。
カリキュラム
韓国・朝鮮語専攻の学び
言葉を学ぶ
本専攻の学びの基本は、韓国・朝鮮語です。韓国・朝鮮語を基礎から学び、コミュニケーション・ツールとしての運用能力を養います。
知識を学ぶ
「何を話すか」は「何語で話すか」よりも、実は大切なことかも知れません。
残念ながら、日本の高等学校までの教育では、韓国・朝鮮について、体系だって学ぶ機会がありません。
本専攻では、歴史、社会、文化など、韓国・朝鮮に対する知識を身に付けるための多様な講義科目を準備しています。
自ら体験する
教室外での学びも大切です。2年次生配当の「海外語学実習」では、全学生が約3週間にわたって現地韓国で学びます。
学んだ言葉を使ってみるだけなく、現地ならではの様々な体験を通して、韓国の今を知ることができます。また、天理大学には韓国からの留学生がたくさんいます。彼らとの交流も、貴重な経験となるはずです。
韓国・朝鮮語専攻 カリキュラム・ツリー / カリキュラム・マップ
- カリキュラム・ツリー2020年度入学生(PDF)
- カリキュラム・ツリー2021年度入学生(PDF)
- カリキュラム・ツリー2022年度入学生(PDF)
- カリキュラム・ツリー2023年度入学生(PDF)
- カリキュラム・マップ2020年度入学生(PDF)
- カリキュラム・マップ2021年度入学生(PDF)
- カリキュラム・マップ2022年度入学生(PDF)
- カリキュラム・マップ2023年度入学生(PDF)
韓国・朝鮮語専攻 取得できる資格と進路
取得できる資格・免許
本学独自のもの
卒業後の進路
- 公務員(外務省、地方公務員など)、韓国総領事館
- 薬品会社・繊維会社など製造業の海外部門
- 高等学校教員
- 大学院進学(国内および韓国)
- 製造業、運輸、商社、金融をはじめとする一般企業
など