天理大学人文学部国文学国語学科では、2026年度実施の教員採用試験において、現役学生4名が合格しました。
合格先は、以下のとおりです。
・奈良県中学校教員採用試験:2名
・奈良県高等学校教員採用試験:1名
・佐賀県中学校教員採用試験:1名
・岡山県中学校採用試験:1名
※1名は奈良県中学校と岡山県中学校に重複合格
国文学国語学科では、国語科教員を目指す学生に向けて、教育現場で役立つ実践的な学びや、個々の受験状況に応じた採用試験対策を実施しています。教員によるきめ細かな指導に加え、学生が主体となって学び合う環境も、今回の成果につながりました。
現役教員との交流や実践的な学びで、教員としての力を養う
国文学国語学科では、国語科教員を目指す学生が、専門知識だけでなく、教育現場で求められる実践力を身につけられるよう、さまざまな学びの機会を設け、学生が自身の将来像を具体的に描き、教員を目指す意欲を高められるよう支援しています。
主に3年次生を対象に、現役教員による模擬授業や実践解説を行う「教職をめざす学生のための現役教員による模擬授業と実践解説」開催をはじめ、教育実習を終えた4年次生が経験を共有する「教育実習報告会」も実施し、実際の教育現場について理解を深める機会を提供しています。


さらに、「教職をめざす学生と現役教員との交流会」も開催。この交流会では、現場で活躍する教員との交流を通じて、学生たちは、教員として働く魅力や、教育現場で求められる資質について学びます。
4年次生を対象とした「教員採用試験対策講座」では、教職教養や国語科専門教養の学習に加え、面接、模擬授業、集団討論など、試験に向けた幅広い対策を実施。学生一人ひとりの受験先や試験方式に応じた、きめ細かな指導を行っています。
特に一次試験合格後は、教員が学生と日程を調整しながら、夏季休業期間中も面接対策を中心に継続的な指導を行うことで、学生が自信を持って二次試験に臨めるよう、合格までを丁寧にサポートしています。

学生主体の「国文教職研究会」が合格を後押し
教員採用試験に向けた学科の支援に加え、学生たちは自主的に「国文教職研究会」を立ち上げ、仲間とともに学習に取り組んできました。
今年度は、学科教員に加え、総合教育センターの教職課程担当教員にも、学生たちが主体となって協力を依頼しました。学生たちは、面接指導や模擬授業の指導を受けながら、互いに意見を交わし、励まし合って試験対策を進めてきました。
学生同士が切磋琢磨する自主的な学びと、教員による手厚いバックアップ。その両輪が、国文学国語学科の教員採用試験の高い合格実績を支えています。


教育現場で活躍し、地域と社会を支える人材へ
国文学国語学科では、国文学と国語学の2つの領域を学びながら、国語科教員に必要な専門知識に加え、教育現場で求められる実践力やコミュニケーション力の育成にも力を入れています。
今後も、少人数制ならではのきめ細かなサポートや、模擬授業、現役教員との交流会などを通じて、教員を目指す学生一人ひとりの夢の実現を支援していきます。そして、地域社会や学校教育の発展に貢献できる人材の育成に取り組んでまいります。
合格した学生の声
Nさん(佐賀県中学校合格/佐賀県立伊万里実業高校出身)
「中学生の頃、先生との関わりの中で『自分ならもっと生徒に寄り添った指導ができるのではないか』と考えたことが、教員を目指すきっかけでした。採用試験に向けては、教職教養や国語の勉強に力を入れました。その積み重ねが自信となり、面接や模擬授業にも落ち着いて臨むことができました。学科の教員採用試験対策講座では、筆記試験だけでなく、面接や集団討論まで幅広く指導していただき、大変役立ちました」
Kさん(奈良県中学校合格/上宮太子高校出身)
「私が教員を目指したきっかけは、恩師の存在です。生徒一人ひとりの個性や良さを伸ばす先生の姿に憧れ、教員を志しました。試験対策では、筆記試験の勉強に加え、仲間たちと意見を出し合いながら、集団討論や面接の練習を重ねました。先生方が講座や面接練習を何度も行ってくださったおかげで、合格することができました」
Oさん(奈良県中学校・岡山県中学校合格/天理高校出身)
「小学校時代の担任の先生に憧れ、『自分もこんな素敵な大人になりたい』と思ったことが、教員を目指したきっかけです。一次試験の突破に向けて、専門教科と教職教養の勉強に力を注ぎました。面接練習や集団討論、模擬授業の指導を繰り返し受けたことで自信がつき、それが合格につながったと感じています」
Yさん(奈良県高等学校合格/大和高田市立高田商業高校出身)
「『言葉』が持つ力や大切さを生徒に伝えたいという思いから、国語科教員を志しました。
試験対策では、自分の考えを分かりやすく伝える力を磨くことに力を注ぎました。先生方に何度も面接練習をしていただいたことで、自分の言葉で熱意を伝える自信を得ることができました。支えてくださった方々への感謝を忘れず、言葉を通して生徒の成長を支えられる教員になりたいです」