■韓国で国際学術大会が開催されました
今年3月11日(水)~12日(木)に、「第1回 再活乗馬学会・第29回 国際エクササイズサイエンス学会合同学術大会」が韓国全州紀全大学フリップラーニング館において開催されました。今学会では「日韓のリハビリテーション乗馬の現況と展望」と題し、日本と韓国の各々の乗馬活動の現状報告と今後の展望について議論が深められました。
本大会には韓国側より チョ・ヒチョン 全州紀全大学総長、 チョン・テウン 大韓再活乗馬協会会長を迎え、日本側からは 丸山 仁司 福岡国際医療福祉大学副学長がWeb参加されました。
韓国は、世界で唯一、「再活乗馬指導師(ホースセラピスト)」という国家資格が制度化されている国であり、乗馬療法の分野では現行において最先端の国と言えます。
■本学社会福祉学科 昇 寛 特任教授による研究報告
上記学術大会では、両国の現状や研究が紹介され、活発な議論が行われました。そのなかで、本学人文学部社会福祉学科の 昇 寬 特任教授が「乗馬活動の評価指標の試み―立位での立ち直り反射に着目して―」と題して研究発表を行われました。
昇特任教授は、乗馬活動による効果の評価指標に関連して、立位姿勢での前後方向での立ち直り反応(傾いた立位姿勢を真っ直ぐに直そうとする反応)の測定機器(爪先立ち促通運動器;実用新案登録第3230391号)を紹介されました。
この手法は、ヒトの自発的外乱(故意的に自分で立位バランスを崩すこと)に対して、どのように予測的姿勢制御(予想して姿勢を立て直すこと)を観察するか、という発想からの検証です。会場からは同測定機器の発案経過に対する質問などがあり、聴衆の関心が寄せられました。

昇 寛 特任教授(壇上右側)